金曜プレミアム『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)が5月17日(金)後7時から放送される。
「紅白対決」には、『ものまね紅白』『ものまね王座決定戦』常連のものまね四天王・栗田貫一がカール北川と共に登場。栗田は細川たかし、カールはフレディ・マーキュリーに扮装し、大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)をテーマに『フレディ・マーキュリーと細川たかしのまねで「We Will Rock You」』に挑戦する。演歌歌手と洋楽アーティストのコラボものまねは必見だ。
対するのは、2018年の『ものまね王座決定戦』優勝者・君島遼。小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」を披露する。
<栗田貫一 コメント>
◆ものまね芸人を続ける秘訣について
「なんだろうなあ。例えば『歌がうまいんだからレコード出そうよ』って言っていただいたことも何回もあるのですが、僕が嫌なんですよ。“ものまね”でここまで育って、有名にさせていただいた自分が、レコードを出した日から“ものまね”を捨てなきゃいけないんじゃないか、という気持ちがあって。“ものまね”だけで十分幸せです」
◆これまでの35年間におよぶフジテレビのものまね番組への出演を振り返って
「いろいろやりましたねぇ。やはり、そのまま“似ている”というだけでは僕の中で面白くなくて。僕の大好きな歌手の方々が、こんな風にショーをやったら面白いだろうなあ、というのがアイデアの原点なのかもしれないですね」
◆本番への意気込みについて
「今回は、うちのカール(北川)がフレディ・マーキュリーをやって、細川さんになった僕の方が、英語ではなくて、“イッキュッパ!”っぽいセリフを考えて作りました。最初にアイデアが生まれてから、ものまねの練習に移ります。ただ、QUEENのものまねをやって、フレディ・マーキュリーと細川さんがデュエットしていても面白くないので、歌詞を日本語にしちゃいました(笑)」
◆90年代の“ものまね四天王ブーム”時代のエピソード
「俺の中で一番失敗したのがね、当時大ヒットしていたシャ乱Qの『ズルい女』のつんく(現:つんく♂)のものまねした時に、顔も歌も似ててギャー!って絶賛されたのね。榊原郁恵さんとかにも『似てるー!』って言われたりして。それで“ありがとうさよおなら~プ”って歌ったの。そしたら『扮装から顔からそっくりなのに、なんでそんなことするのよ』みたいに周りから言われて。『あ、やべ、やっちゃったかな』と思って。想定外。せっかく『笑わせよう!』と意気込んでいたのに“プ!”の瞬間にお客さんがシーンって引いちゃって…(笑)。でも昔からそういうことばっかり考えて、勝負していましたね。大ウケすれば大ホームランですし、外せば三振で一打席終わるわけですから」
◆フジテレビの“ものまね番組”の魅力
「四天王ブームの頃って、フジテレビにいた木村(忠寛)さんというプロデューサーがね、とにかくなんでもやらせてくれた。芸に妥協のない素晴らしい方でしたけど『ものまねは楽しけりゃいいんだ』って。もちろん、今でも根っこは変わってないと思うんですよ。単純に、“この人がこうだったら面白いな”と発想したことをものまねしているわけなので、それをやらせてくれてきた老舗であり、やはりフジテレビはバラエティーのトップだったと思うんですよね。僕はこの番組に育ててもらったし、本当に、視聴率が取れるとか取れないとか、関係ないんですよ、僕たちものまね芸人は。とにかくいいネタを作って、お客さんや視聴者の皆さんに見ていただきたいだけなんで。僕はそれでいいと思うんです。そこだけは、ものまね芸人一同、想いを同じにして、ストレートに面白さを伝えられたらなあ、と思うんですよね」
金曜プレミアム『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』
フジテレビ系
5月17日(金)後7時~9時55分
※一部地域は後8時から
<司会>
白組:今田耕司、山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)
紅組:東野幸治、永島優美(フジテレビアナウンサー)
<『顔だけそっくりさんNo.1決定戦』『ものまね大好きさん大集合』コーナーMC>
みやぞん(ANZEN漫才)
<審査員>
片岡鶴太郎、吉田沙保里、河北麻友子、生駒里奈、小川菜摘
<出場者>
栗田貫一、ダチョウ倶楽部、松村邦洋、ミラクルひかる、山本高広、キンタロー。、君島遼、ノブ&フッキー、ビューティーこくぶ、コージー冨田、エハラマサヒロ、JOY、霜降り明星、SOLIDEMO(シュネル、向山毅、佐々木和也、木全寛幸、手島章斗)、福島善成(ガリットチュウ)、おばたのお兄さん、アイデンティティ ほか
番組サイト:https://www.fujitv.co.jp/monomane/
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