7月8日(月)スタートの上野樹里主演“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、坂ノ上茜、喜多乃愛、宮本茉由、戸次重幸、平岩紙、三宅弘城、板尾創路、柄本明が出演することが分かった。
原作は06年から「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載が始まり、6巻以降は電子版で発刊、13年発刊の30巻をもって完結した医療漫画「監察医 朝顔」。初の月9ドラマ単独主演となる上野が、主人公の万木朝顔を演じる。
朝顔は、死因を明らかにし、遺体の“生きた証”を見つけ出すため、時に自身の仕事の範疇を超えてまで遺体に向き合う新米法医学者。そんな朝顔に、父としてだけでなく仕事相手としても寄り添うのが、時任三郎演じるベテラン刑事・万木平。朝顔は解剖で、平は捜査で、遺体の謎を解き明かしていく姿をサスペンスフルに、そして遺体から見つけ出された“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまをハートフルに描く。
風間俊介が演じるのは、朝顔の恋人で新米刑事の桑原真也。長らくの交番勤務を経て、最近、平が異動してくる警察署の強行犯係に配属となった桑原。朝顔とは交番勤務時代からの交際で、もともと刑事になることが夢。正義感が強く謙虚な好青年な一方、小心者で心配性な一面も。異動してきた平と、たまたま捜査でコンビを組むこととなり、後に平が朝顔の父親であることを知る。それ以来、何かと平とコンビを組むこととなり、義理の父親になるかもしれない上司との日々に胃が痛い思いをしている。
風間は、本作が初の月9レギュラー出演で、上野は初共演、時任とは『救命病棟24時』第5シリーズ(フジテレビ系・2013年7~9月)以来6年ぶりの共演となる。
志田未来が演じるのは、医学部生の安岡光子。2話からの登場で、アルバイトとして法医学助手を務める。時給目当てで応募しただけで法医学に興味もなく、周りの空気を読まずに思ったことをすぐ口にする光子に、最初は朝顔たちも振り回される。しかし、遺体や遺族に対する朝顔たちの姿勢に接していくうちに光子の中で徐々に変化が起こり始める。
中尾明慶が演じるのは、臨床検査技師の高橋涼介。解剖の補助や臓器の病理学検査を行い、法医学者を縁の下で支えるのが臨床検査技師。高橋は臨床検査技師として抜群の腕を持つのみならず、並の法医学者よりも豊かな知見があり、朝顔たちの法医学教室には、なくてはならない存在。同時に、その天真爛漫なキャラクターは朝顔たちから愛され、イジられる役回りになることも。
森本慎太郎が演じるのは、平が異動してくる強行犯係に勤める刑事・森本琢磨。まだまだ刑事になり立ての桑原よりも、年下ながら経験は多く、桑原とはまるで同期のような存在。また、警察署内の人間関係やウワサ話なども、こまめに調べる情報通でもある。
森本は初の月9出演で、初の刑事役。また同僚を演じる時任、風間とは初共演となる。
坂ノ上茜が演じるのは、桑原と同じく、平が異動してくる強行犯係に勤める新米刑事・愛川江梨花。男性に囲まれながらも、何も恐れることなく、ズケズケと発言できる女性刑事だ。
坂ノ上は初の月9出演で、初の刑事役となる。
戸次重幸が演じるのは、平が異動してくる強行犯係の係長・山倉伸彦。刑事としては敏腕で、結果を出せば評価する成果主義者。平とは異動してくるまで面識がなく、自分よりも年上なため一応は敬語を使い、気を遣っているように見せるが、内心は刑事として役に立つのか半信半疑。しかし平の仕事ぶりを間近で見て、急速に信頼関係が生まれていく。
平岩紙が演じるのは、遺体の歯形や治療痕から身元を特定することを主な職務として、興雲大学の法医学教室に勤めている法歯学者・藤堂絵美。同僚で法医学者の藤堂雅史とは夫婦で子供もおり、竹を割ったような性格の絵美は、仕事場で夫と小気味の良いやりとりを見せつつ、夫のことを完全に尻に敷いている。
平岩は本作が初の月出演で、初の法歯学者役。上野とは初共演となる。
三宅弘城が演じるのは、遺体が発見され警察が到着すると、まず遺体の状況を調べる検視官・伊東純。伊東は、優秀な検視官である一方、職人気質の塊で言葉の端々にアクの強さをにじませる。
三宅は、本作が初の月9出演で、初の検視官役となる。
板尾創路が演じるのは、法医学者・藤堂雅史。法歯学者の絵美の夫であり、絵美と共に興雲大学の法医学教室に勤めるベテラン法医学者。どことなく優柔不断で、のらりくらりとしながらも、仕事は細やかで丁寧にこなし、朝顔も何かと頼りにする。
板尾は、上野とは『グッド・ドクター』(フジテレビ系・2018年7月~9月)以来の共演となる。
柄本明が演じるのは、朝顔の母方の祖父・嶋田浩之。実家のある東北の海沿いの町に帰省中のところで、東日本大震災に被災した朝顔の母。その母の父であり、朝顔にとっては祖父になる浩之。もともと陽気な性格ではないものの、東日本大震災以来、人が変わってしまったかのように寡黙な時も。
柄本は、初の月9レギュラー出演と。上野とは『グッド・ドクター』以来の共演となる。
<風間俊介 コメント>
◆初の月9レギュラー出演となる本作の話を聞いて抱いた思いを教えてください。
「学生時代、貪るようにテレビドラマを見ていました。そんな僕にとって、“月9”は憧れであり、宝物のような作品をたくさんくれました。このドラマも、誰かの宝物になっていくと思います。僕も憧れの場所で、見てくださる皆様、そして、あの頃の自分が喜んでくれるよう、頑張りたいと思います」
◆桑原真也を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「プライベートは朝顔と、仕事は平と共に過ごすことになります。この微笑ましい親子が抱えた悲しみに、どう向き合っていくか。桑原と一緒に、時に悩み、時に苦しみながら、健やかに演じていきたいと思っています」
◆初共演となる上野さん、『救命病棟』以来となる時任さんとの共演に向けての思いを教えてください。
「先日、上野さんとお会いした時に、とても柔らかな居心地の良い空気を感じました。作品の話になると、しなやかな強さを感じ、この物語も上野さんのような、柔らかさと強さがある物語になっていくのだろうと思いました。時任さんとは、役が濃厚な関係を築きあげる作品でご一緒させていただくことが多いです。今回も恐らく、濃厚な関係を築いていくことになるだろうと、今から楽しみです」
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
「人は“変わらないこと”、“変わること”の両方が必要だと思います。この物語は、時が流れても、時代が変わっても、変わらずに伝えたいこと、人が歩き出し、成長して変わっていく姿の両方を届けるドラマになると思います」
<志田未来 コメント>
◆安岡光子を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「私が演じさせていただく光子は、シャキシャキと明るく、何でも口に出してしまう女の子です。ご遺体と向き合う法医学教室の中で、少しでもホッとしてもらえる安心感のある存在になれればと思っています。そして、上野さん演じる朝顔さんの近くで働かせてもらうことにより、光子の中で法医学に対して心情の変化が出てきます。光子の成長もしっかりとみせられるように丁寧に演じていきたいです」
<中尾明慶 コメント>
◆高橋涼介を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「どんな世界にもこんな奴が1人や2人必要だと、勝手に思って演じています。時にはこんな奴に救われる人生が、きっとどこかにあるとも勝手に思って演じています。高橋という人間が、ほ~んの少し、ほ~んの少し研究室に光を灯す存在であれたらという思いで、全力で演じさせていただきます」
<森本慎太郎 コメント>
◆森本琢磨を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「初めての刑事役でとても緊張していますが、役名が同じ“森本”と言う名前なので親近感が湧いています。そして先輩の風間さんとの初共演、月9ドラマ初出演は嬉しく、とても楽しみです。先輩後輩の息のあったシーンを作れたらなと思います。共演者の方々とのチームワークを大切に、自分らしく森本琢磨として生きていけたらな、と思います」
<坂ノ上茜 コメント>
◆愛川江梨花を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「お芝居に興味を持ったきっかけが月9だったので本当に夢のようです。素敵な方々に囲まれた現場で今から緊張していますが、等身大の江梨花を演じられるように精一杯、頑張ります。楽しみにしていてください!」
<戸次重幸 コメント>
◆山倉伸彦を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「法医学モノは大好きなジャンルです。それも殺人だけでなく災害死にもクローズアップした作品ということでまた新しいドラマが生まれそうで楽しみです。役所的に時任三郎さんの上司でありますが、年下という設定ですので、その辺りのぎこちなさを表現できたらと思います」
<平岩紙 コメント>
◆藤堂絵美を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「今回 、初めて法歯学者を演じさせていただくにあたり、この役を通して法医学というものに触れ、故人の最後を紐解く作業は、時に遺族の心をも晴らすことができるということを知りました。リハーサルの時から、キャストやスタッフの皆さんの、作品やお芝居に対する真摯な姿勢を感じ、これから始まる撮影に丁寧に優しさを持って臨みたいと思います。板尾さんとの夫婦役もとても嬉しいです。明るく穏やかな落ち着いた夫婦ができたらと思います」
<三宅弘城 コメント>
◆伊東純を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「初づくしのこの作品に出演できることをとても光栄に思います。個人的にも初めての月9、初めての検視官役、初めて共演させていただくキャストの方も多く、緊張も含めワクワクしています。事件現場では重要な役どころの検視官、作品のスパイスになれるよう頑張りたいと思います」
<板尾創路 コメント>
◆藤堂雅史を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「今回、法医学という特殊な現場を描いていくという事で、しっかりと準備をして、法医学者のオンとオフを演じていきたいと思います。この夏は最高のスタッフとキャストに囲まれて最高に熱くなりそうです!」
<柄本明 コメント>
◆嶋田浩之を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「上野樹里さん演じる孫と、時任三郎さん演じる義理の息子ができました。見ていただければ幸いです」
<プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作室)コメント>
「ただただ大好きな役者さんに集まっていただきました。上野さん演じる朝顔、時任さん演じる平が生きるこの世界に、風間俊介さんをはじめとした皆さんの最高の芝居力が素敵な息を吹き込んでくださるのが、今から楽しみです。濃厚な1時間を、この7月から毎週お届けできるよう、キャストスタッフ一丸となって頑張ります!」
『監察医 朝顔』
フジテレビ系
7月8日(月)スタート
毎週月曜 後9時放送
<出演者>
上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、坂ノ上茜、喜多乃愛、宮本茉由・戸次重幸、平岩紙、三宅弘城、板尾創路、柄本明 他
<スタッフ>
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ(『フルーツ宅配便』『犬神家の一族』『相棒 season17』『5→9~私に恋したお坊さん~』など)
音楽:得田真裕
法医学監修:上村公一(東京医科歯科大学)
法歯学取材:斎藤久子(千葉大学)
プロデュース:金城綾香(『犬神家の一族』『グッド・ドクター』『営業部長 吉良奈津子』『5→9~私に恋したお坊さん~』
など)
演出:平野眞(『黄昏流星群』『Chef~三ツ星の給食~』『ショムニ』シリーズ、『HERO』シリーズなど)
澤田鎌作(『犬神家の一族』『ミス・パイロット』『CHANGE』『西遊記』など)
制作:フジテレビ
©フジテレビ