8月16日(金)公開の矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』のメイキング映像が解禁された。
本作は、矢口監督の10本目にして自身初のミュージカルコメディ。催眠術である日突然、音楽を聴くといつでもどこでも歌わずに踊らずにいられないカラダになってしまう主人公・鈴木静香を演じるのは三吉彩花。さらに、ムロツヨシ、やしろ優、chay、三浦貴大、宝田明らが出演する。
日本中から歌って踊れる女優を探し、日本中のオーディションで、ミュージカルが苦手なヒロイン・静香の役を射止めた三吉彩花。しかし、三吉にとっては、オーディションの合格が幸せの頂点で、そこから地獄のようなトレーニングの日々が続くことに。
クランクインの2か月前にもかかわらず、彼女のスケジュールは、本作のために割かれ、歌やダンスの練習はもちろん、振り付けのみを教わる日やポールダンス、テーブルクロス引きなどの特訓が次々と入り、休みがない状態に。
クランクイン後もその状態は続き、歌とダンスのトレーニングに費やされたのは250時間。そんな状態に三吉は「ミュージカルの主演でプレッシャーもあり、こんなに極限状態になった作品は初めてでした」と語っている。
またメイキング映像内では、矢口監督のこだわりによってさらに過酷さを極めていく現場の様子が垣間見える。「もう1回、もう1回」と先の見えない取り直しの数に、三吉の顔からはだんだんと笑顔が消えていく。
オフィスの中で色とりどりのシュレッダークズの紙吹雪が舞う中、デスクの上をまるでランウェイのように軽やかにステップを踏み、笑顔でフィニッシュを決める「Happy Valley」のシーンでは、最後の笑顔が決まらないために、何度もテイクを重ねることに。そのたびに三吉も含めた全員でシュレッダークズを拾い、撮影、またシュレッダークズを拾い、撮影を繰り返した。これにはさすがの三吉も「やばいです、もう」と音を上げる寸前に。激しいダンスを踊り続けて、疲労の溜まった足をアイシングしてもらう姿や、監督のOKの声に笑顔でやしろ優とハイタッチする姿など、素の三吉も観られる貴重な映像となっている。
『ダンスウィズミー』
8月16日(金)全国ロードショー
<ストーリー>
静香は子供の頃からミュージカルが大の苦手。しかし、あるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊りだすカラダになってしまう。スマホの音や日常にあふれる音楽に反応し所かまわず歌い踊りだすせいで、順風満帆な人生がハチャメチャに。恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する。しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いと、さらなるトラブルが。果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか。旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは…。
原作・脚本・監督:矢口史靖(『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』)
出演:三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大・ムロツヨシ、宝田明
企画・制作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:dancewithme.jp
公式ツイッター:dancewithmefilm #ダンスウィズミー
©2019「ダンスウィズミー」製作委員会