オスマン・サンコン&現役医師の異色コンビ「お医者さんコン」とよしもと発のアイドルグループ「つぼみ大革命」が『キングオブコント2019』への参戦を表明した。
ギニア共和国出身の元外交官で、現在はタレントや著作家として活動するオスマン・サンコンと、『名医のTHE太鼓判!』にレギュラー出演中の現役医師・大竹真一郎がコンビ・お医者さんコンを結成し、『キングオブコント2019』に初挑戦することを表明。また、よしもと発アイドルのつぼみ大革命も参戦する。
2組ともノリノリで会場に登場。大竹が「どうも、お医者さんコンです」とあいさつすると、サンコンも同じく「どうも、お医者さんコンです」とあいさつし、会場は笑いに包まれた。
つぼみ大革命は、8人で登場。フルメンバーでないことを明かし、緑担当の樋口みどりこの欠席理由について、吉岡久美子(青担当)が「私たち歌やダンスだけじゃなく、普段、お芝居したり、コントをしたり、いろんなことに挑戦してるんですけど、みどりこは演技に力を入れていて、今日もこの『キングオブコント』のために舞台に出演してます」と説明。司会から「お金を稼ぎに行ってるわけじゃないの?」とツッコまれると「出稼ぎに行ってます(笑)」と明かした。
チャレンジすることになったきっかけについて、吉岡が「普段からライブで、歌やダンスを交えたコントで、ストーリーになっているワンマンライブをやっているんです。アイドルだけど、本気でコントもやっていることが、私たちの強みでもあるので、コントの大会に出てみようってなりました。アイドルは大会がないんで(苦笑)」と話し、水森依音(紫担当)は「でも、本音を言うと、テレビに出たいから出ました(笑)」と。
さらに、しより(赤担当)が「ショーレースに出ると、ギャラが上がるって言われたから…」と明かすと、杉山優華(水色担当)が「今、吉本の給料だけじゃ食べていけなくて、全員バイトしてるんですよ。なんで、優勝して、ギャラ上げていただいて、全員でバイトやめられるようにしたい」と意気込んだ。
お医者さんコンの大竹は「医者芸人として、ピンでやっていたんですけど、もっとポップなネタをしたいって思った時に、サンコンさんと出会った」と話し、コンビ名は2秒で決まったと明かした。どちらがツッコミ担当?という問いには「見たまま僕がツッコミ(笑)。ネタも僕が書いてます」と答え、サンコンは「僕は必ずボケなんですよね(笑)」と。大竹が「意表をついて、逆にして笑いが生み出せればいいんですけど、そんな腕はないんでね」と語った。
つぼみ大革命は「9人っていう人数と、アイドルであることを武器にしたネタをやっていきたい」と明かすと、そのネタを披露することに。披露後、大竹は「彼女らしかできないネタがよかった」と称賛した。
賞金1000万円は何に使いたいかという問いに、お医者さんコンは「少しおいしいもんに使って、大半はアフリカにあるサンコン小学校に寄付したい」と。つぼみ大革命は、吉岡が「みんなで話し合ったんですけど、ライブを豪華にしたい。会場とか衣装とか、演出にあてたい」と明かすと、恵梨華(黄色担当)が「私は借金あるんで、それを返したい。実は3桁あって、9人で割った金額でも足りない」と告白した。
ライバルを聞かれると、つぼみ大革命は「アイドルさんたちには負けたくないですし、NSCの32期生にも負けたくない」と明かし、恵梨華が「とあるアイドルの卒業」というネタを披露。これに、司会がお医者さんコンにも一発芸を求めると、サンコンがおなじみの「1コン、2コン、サンコン」を登壇者一同と共に披露し、会場を沸かせた。