8月1日(木)の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)は、DA PUMPを特集。7人全員がスタジオゲストとして出演し、彼らがいかにして再ブレークを果たしたのか、関係者の証言を基に忠実に再現したVTRや、ゲストの大久保佳代子を交えたスタジオでのトークから、苦難の道のりに迫っていく。
DA PUMPは、1997年に沖縄出身の4人組グループとしてデビュー。「Feelin’ Good ~It’s PARADISE~」での華々しいデビューからわずか1年で『NHK紅白歌合戦』に出場を果たした。3か月に1枚というハイペースで新曲をリリースし、2001年発表のベストアルバム「Da Best of Da Pump」が128万枚のミリオンセラーを記録したものの、2005年発表した新曲はオリコンランキング19位と低迷。勢いはいつまでも続かなかった。
人気に陰りが見え始めた2006年にメンバーが1人脱退し、3人体制に。再起を懸け10周年記念ライブを開催することが決定し、並々ならぬ決意でリハーサルに挑んでいたリーダーのISSAだったが、リハーサル中に「右大腿骨転子下」を骨折、全治6か月の大けがを負ってしまう。復活を期した記念ライブは中止を余儀なくされただけでなく、同年もう1人メンバーが脱退し、DA PUMPはついに2人となってしまう。
デビュー以来、最大の窮地に追い込まれたISSAは自らメンバーをスカウト。2008年にはKENZOをはじめとした現在のメンバー7人が加わり、9人体制に。しかし、再スタートから1年ほどで結成時からのメンバーが脱退、8人体制となり、オリジナルメンバーはついにISSAのみとなった。この状況で発表したシングルはわずか2300枚ほどしか売れず、オリコンランキングも46位止まり。2014年にはさらに1人が脱退し、DA PUMPは現在の7人体制となる。
スタジオでは、この頃の心理状態や懐事情などを、ISSAをはじめとしたメンバーたちが赤裸々に語る。活動の場がなくなっていた当時について、ISSAは「自分の中にもいろいろなことがありすぎた」と明かし、「みんなや事務所に申し訳ない気持ちで合わせる顔がない」と沖縄に帰ってしまっていたという。
コミュニケーションさえ取れないリーダーのISSAにメンバーの不満は爆発寸前。解散という選択肢も考えられる中、メンバーはいったいどんな気持ちでいたのか。そしてメンバーがISSAを囲んで集結、勇気を振り絞ってISSAにぶつけた言葉が明かされる。
番組では、この当時のDA PUMPを独占取材したフジテレビの秘蔵映像を公開。そこにはプライドを捨て、どん底からはい上がろうとするISSAが人目を気にせず男泣きする姿が映し出されていた。
また、先月アメリカ大使館で行われた「独立記念日パーティー」に初めてテレビカメラを入れることが許され、日本の芸能人として初めて招待されたDA PUMPに密着。
さらにDA PUMP全員の夢であった、17年ぶりの武道館ライブの舞台裏も独占取材。ライブ前日の深夜まで舞台の確認を続けるISSAの姿、DA PUMPを20年以上にわたって見守り続けた大物アーティストの存在、初めての武道館ライブに臨むメンバーの表情などを捉えていく。
「U.S.A.」の大ヒットで夢をかなえたDA PUMPの知られざる栄光と挫折、メンバーたちの葛藤、そして復活まで、貴重な秘蔵映像と新たな独占取材映像で描かれる秘話の数々は必見だ。
『直撃!シンソウ坂上』
フジテレビ系
8月1日(木)後9時~9時54分
<出演者>
MC:坂上忍
VTR出演:DA PUMP 他
スタジオゲスト:DA PUMP、大久保佳代子
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/shinsou/
公式Twitter:@ss_fujitv
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