深田恭子主演の木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系)第5話(8月8日放送)に、田中みな実がゲスト出演することが分かった。
田中が演じるのは“Lの一族”を敵対視する女泥棒・双葉美羽。美羽は、甘い言葉とパンチラという巧みなテクニックで男を誘惑して金品を奪う泥棒。しかし自分の、狙っていた獲物をことごとく“Lの一族”に横取りされていらだちを隠せず、復讐のため“Lの一族”の情報を探っているという役どころだ。
田中のテレビドラマ出演は、『絶対正義』(東海テレビ/2019年2月2日~3月24日)以来で、フジテレビ制作のドラマは初出演。深田恭子、瀬戸康史共に初共演で、自身初のアクションシーンにも挑戦する。“Lの一族“の泥棒スーツに負けず劣らずの衣装を身にまとって華(深田)と繰り広げる女泥棒対決や、巻栄一(加藤諒)を誘惑するシーンなど、目が離せないシーンが盛りだくさんだ。
<田中みな実 コメント>
◆『ルパンの娘』のゲスト出演に決まった印象は?
「放送前から随分話題になっていた作品だったので、お話を頂けて大変光栄でした」
◆今回の役柄については?
「お衣装に関してはフィッティングの段階から監督のイメージが固まっていたので、皆さんにお任せしました。あとは現場に入った時の空気感でお芝居をさせていただきました。美羽は、ただ色気を振りまくだけのキャラではなくて、“強さ”もあるけど男性不信のような“弱さ”もあって、複雑な思いを抱えているのかなって。ストーリー自体はファンタジーだけど、女性の等身大の悩みを投影しているのではないでしょうか。だけど美羽のむき出しの感情を、深田さんとのシーンで感じ取っていただけたらうれしいです」
◆今回、主演の深田恭子さんとはドラマでは初共演になります。
「お会いしたのは今回がほとんど初めてでしたが、深田さんが出演されている作品が大好きで、自分が青春時代に見ていたドラマの多くに出られている女優さんを前に内心すごく緊張していました。撮影では、お会いしてすぐにバチバチやり合うシーンだったのですが、本当は敵対関係なんて嫌でした(笑)」
◆他のキャストの皆さんについて
「俳優さんは、まとってる空気が違うとあらためて感じました。こんな私をサポートし支えてくださって、本当に救われました」
◆テレビドラマは、『絶対正義』以来の出演で、今回フジテレビ制作のドラマ初出演になります。
「昔からフジテレビのドラマがすごく好きなので、出られるのが夢みたいです。家族に報告しようと思います!」
◆今回はアクションシーンもあります。
「難しかったです。2~3時間しか練習する時間がなく、その間ムチを振り回しすぎて、手に力が入らなくなりました。まず、こんなにも体力が衰えていることにショックを受けました(笑)。元々、器械体操をやっていたし、ジムにも通っているから体力には自信がある方だと思っていたんですけどね、アクションは全く別物だと感じました。今後もしアクションをする機会があれば、今回の経験を生かして、もっとうまくできるよう頑張りたいです!」
◆撮影中の現場の雰囲気やエピソードなど
「武内監督は持ち上げ上手!こんなド素人の私の良い所を見つけようとしてくれました。しっかりと演出意図を伝えてくださり、相談しながら撮影することで、物づくりに参加できる悦びを感じることができました。短い期間での撮影でしたが、とてつもなく達成感がありました」
◆ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージ
「パンチの効いた悪い女です。男たちを翻弄し、金品を盗み取る美羽。その、ある種古典的な手法を楽しみにしていただければと思います。30歳を過ぎて、これほど露出することになるとは思いませんでした。お見苦しいところも多いかと思いますが、そこは作品の世界観として大目に見ていただけたら幸いです!(笑)」
木曜劇場『ルパンの娘』
フジテレビ系
毎週(木)後10時~10時54分
©フジテレビ