CHEMISTRYが歌うオトナの土ドラ『それぞれの断崖』(フジテレビ系)の主題歌「Angel」のミュージックビデオが公開され、ドラマで主演を務める遠藤憲一とのコラボレーションが実現した。
歌詞に合わせ、男女の物語を2つのストーリーで展開。CHEMISTRYの歌唱シーンと遠藤のドラマシーンで構成されており、先月中旬に都内で行われた撮影では、憂いのある表情で柱にもたれかかるだけで絵になる遠藤の姿に、スタッフから「お~!」と感嘆の声が上がった。
そして、遠藤が女に“撃たれるパターン”の撮影では、相手役となる女優(佐古麻由美)が銃を撃つタイミングと、その芝居に対してさまざまなリアクションを見せた遠藤。また“撃つのを止めさせて抱き合うパターン”では、歌詞とシンクロする抱擁シーンとなり、撮影の様子を見守っていたCHEMISTRYからも拍手が送られた。
<遠藤憲一 コメント>
◆ドラマとMVで撮影の違いはありますか?
今回のMVは、厳密にストーリーがあって、セリフがあって、とかではなく、男と女がいて撃たれるパターンと、撃つのをやめさせて抱き合うという設定で、自分の中で色々なシチュエーションを考えられておもしろかった。ドラマでは、台本があって克明に作っていくっていう難しさや楽しさがある。でも、今回みたいに瞬発力でする表現するやり方も新鮮で好きです。
◆曲のタイトルにかけて、遠藤さんにとって“天使”とは?
ドラマを作っていて、うまくできたときはエンジェルになる(笑)。こういうふうになるといいんだろうなぁと、(想像して)やってみて“お!(できた!)”っていうときの達成感が高揚感になって(自分の頭上に指で円を描くポーズをして)輪っかができる!イッちゃったって感じ(笑)。
<CHEMISTRY コメント>
◆遠藤さんのMV撮影を見てどうでしたか?
川畑要:やっぱりしびれますね。言葉がない、セリフがない中で、本当に目の前で撃たれる姿とか見るのが初めてだったんですけど、僕はそのシーンと、女性をグッと抱きしめる、あの抱きしめ方の男らしさにしびれましたね。すてきです!
堂珍嘉邦:なんかもうドラマになってましたよね。ここに自分たちがどういうふうに絡んでいくのか編集がすごい楽しみ。撮影の合間に「(今の演技)大丈夫だった?」「ちょっといろいろ味付けしちゃったんだけど」とか気さくにお話しいただき非常に楽しかったです。
◆曲のタイトルにかけて、お2人にとって“天使”とは?
川畑:肉、特にフィレステーキの500グラムは天使です。ミディアムレアで食べるんですけど、かんでると顎が外れるんじゃないかと思うぐらい“食べてる感”もあって、身にもなるし、天使ですね。
堂珍:CHEMISTRYとしては最近やった一夜限りのスペシャル・ライブ、僕個人としてはプラネタリウムでやったライブでの、みんなが喜んでいる顔とか星空とか、幸運みたいなその瞬間(が天使)。
◆最近、断崖に立たされた経験はありますか?
川畑:1つの商品を買うか買うまいか迷った話で、その理由は今更感。自撮り棒をネットで買うのにカートに入れた後「でも自撮り棒っていつの話だよ」って(爆笑)。今さら俺が“こう(自撮り棒で撮るポーズ)やるのか?”とか。でも、「いま自撮り棒の棒って消えるんだよなぁ」とか思いながら1日ぐらいカートに置いて、結局買いました(笑)。
堂珍:最近ライブで歌詞や譜面を見るのに使うiPadをそろそろ買い替えようってところで、そのサイズ感でけっこう迷いました。大きいと自分は見やすいけど持ち運び(の不便さ)だったり、小さいと文字の大きさとかどうなんだ?って…結局ちょっと小っちゃめのほうを買いました。
オトナの土ドラ『それぞれの断崖』
フジテレビ系
毎週(土)後11時40分~深0時35分
<第3話あらすじ(8月17日放送)>
八巻満(清水大登)の少年院送致が決まった。しかし、被害者の父である志方(遠藤憲一)は、過激な発言のせいで裁判の傍聴すら許可されなかった。なぜ息子・恭介(渡邉蒼)は殺されたのか、犯人の満はどこの少年院へ送られるのか、全く情報は無い。感情のやり場のない志方は、事件の担当弁護士・若菜(内田滋)のもとへ押しかける、とそこへやってきたのは加害者の母・八巻はつみ(田中美里)。憎しみに燃える志方は人ごみに紛れ、土砂降りの中家路へ急ぐはつみの後をつける。俺はあんたを、そして息子を絶対に許さない。