8月23日(金)放送の『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)は、見たこともないすごい技を持ったレジェンドを紹介する2時間スペシャル。ゲストには、貴乃花光司が登場する。
「下町から角界まで!真夏のスゴ技レジェンドSP」と題し、体ひとつでターゲットに挑む天然食材ハンター、チキンボールを目にも止まらぬ速さで揚げる達人、冷凍サケを驚異の正確さで切り身にする職人などが登場する。
スタジオゲストは、“相撲界のレジェンド”貴乃花光司。発泡スチロールの箱(通称トロ箱)を、手作業で驚異的な高さに積み上げるレジェンドがスタジオに登場し、ビートたけしやゲストらも挑戦する。
すると、ここで貴乃花VSビートたけしのレジェンド対決が実現。年齢を感じさせないたけしの動きを前に、元横綱・貴乃花が驚異の身体能力を見せる。
スタジオトークでは、自分にとっての“レジェンド”を問われた貴乃花がビートたけしへの知られざる思いを激白。「たけしさんの映画が昔から大好き。私はたけちゃんマン世代で、テレビでそのイメージが強かったので、監督として映画を作られるとはまったく想像していなかった。日本にこういう方がいらっしゃるのだと驚きました。日本という国はすごいんだな、とも思える瞬間でした」という貴乃花のストレートな言葉に、たけしも「ごっつぁんです」とはにかんだ笑顔を見せる。
また、ゲストの矢作兼はレジェンドがレジェンドである条件は「リカバリー」ができること、と自説を語る。「たけしさんはリカバリー率がすごい」と話を向けられ、たけしも「全部リカバリー(笑)。ゴルフならいいスコアで上がるべきで、どこを通ろうといいと思っているから」と人生哲学を披露する。
神妙な表情で聞き入った貴乃花は「たけしさんのお話で、人生にはリカバリーが必要だと学びました。持って帰って実践したいと思います」と語るが、矢作が「今、貴乃花さんはゴルフで言えばなかなかのOB打ってますよ」とポツリ。これを聞いた貴乃花は、怒るどころか、ほかの番組で見せたことのないような、驚きの笑顔を見せる。
<番組内容>
■天然食材ハンター 沖縄夏の陣~
野人と呼ばれる天然食材ハンターが、初めて沖縄の天然食材ハンティングに挑む。鎧をまとったような「プレコ(ナマズの仲間)」や巨大ガニの「ノコギリガザミ」を手づかみで捕獲。さらに木に登って採ったのは、巨大なシダ植物の新芽「ヒカゲヘゴ」。さらに、体長1メートルを超えるオオウナギ釣りに挑戦。果たして結果は…?
また、スタジオにもハンターが登場。元料理人でもあるハンターが沖縄食材を使った野人流クッキングを披露。野人の手作りアイデア料理に、たけしの反応は?
■あなたの街のスゴ技レジェンドを探せ!
「チキンボールの早揚げレジェンド(東京・十条)」
懐かしい風情が残る十条商店街、ひと際にぎわう店をのぞくと、目にも泊まらぬ速さ(0.5秒に1個)でチキンボールを作る達人を発見。
「魚の身を切る精密機械レジェンド(大阪・中央市場)」
1日1万尾以上の冷凍サケを切り分ける職人。驚きの早技でカットした切り身の重さは、ほぼ均等。
「発泡スチロール製の箱を高く積むレジェンド(宮崎)」
発泡スチロールを製造する会社の倉庫には、魚介用のケース(通称トロ箱)が天井ギリギリまで積み上げられている。実はこれ、全て手作業で積んだもの。日本一のレジェンド技に注目。
■夏の風物詩!ドーム「上下」の熱き闘い
福岡のヤフオクドームで2組のレジェンドに密着。地上60メートルの天井に上り、ドーム内で花火を上げるという不可能を可能にした「花火師」のレジェンドとは?
いっぽう、客席に花を添えるのが、売り上げ・容姿ともに日本一の呼び声が高い「ビールの売り子」。彼女たちに密着すると、伝説の売り子の存在が浮かび上がる。
■86歳のど根性!浪速のレジェンド女将
大阪・心斎橋で40年間続く食堂「十代橘」。その名物が86歳にして現役で働く双子姉妹。毎日朝4時から夜9時まで17時間も働き続ける。そんな鉄人姉妹の日常に密着。
『たけしのニッポンのミカタ!』
テレビ東京系
8月23日(金)後9・00~10・48
司会:ビートたけし、国分太一
ゲスト:貴乃花光司、矢作兼(おぎやはぎ)、市川紗椰
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