高校生たちの汗と涙に迫るスポーツドキュメンタリー番組『青春!ダンススタジアム 高校ダンス部 日本一決定戦2019』(フジテレビ系)が、9月1日(日)に放送される。
高校のダンス部日本一を決める「第12回日本高校ダンス部選手権(通称:ダンススタジアム)」。番組では、日本各地で行われた予選を勝ち抜いた強豪が激突する全国大会に出場する有力校を徹底取材。熱戦の模様を伝えるナレーターは、“バブリーダンス”で世間の話題をさらった大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が担当する。
テレビ番組のナレーション初挑戦となる伊原は「まさか自分がこの番組のナレーションをさせてもらえるなんてとても感慨深いです。決まった時はガッツポーズしたほどうれしかった」と。自身の高校3年間と重ね合わせ、ときおり胸に迫るものがあったそうで「負けたら悔し涙を流せるほど、仲間と思いをひとつにして夢中で続けられたあの経験こそが、宝物だったんだな、とあらためて感じました。当時は、こんなに毎日朝から晩まで休みなく練習をして、ちょっとぐらい遊びたい!と思ったこともありました。海や花火にいった思い出はまったくないけど、それでもいいって思えるほどに、振り返るとすてきな経験。かけがえのない友達と、強い精神力を得られました」と振り返った。
さらに、伊原は「作品を創り上げていく過程や練習方法は、各高校それぞれの個性や伝統があります。それをこれだけ細かくとらえているのは、この番組だけ。ダンス部員から見ても本当にリアルに描かれていると思う。ダンスをやってない人も、高校生たちの熱い気持ちを肌で感じられると思うので、ぜひ見てほしい」と番組の見どころをアピールした。
スタジオでは、MCにブラックマヨネーズ、アシスタントに新川優愛、熱血リポーターとして生駒里奈、EXIT、そして、ダンスの世界大会で優勝したこともあるダンサー・FISHBOYがプロの目線で演技の見どころを解説する。
沖縄・浦添高校を訪れたEXITは、最初はパリピ全開で取材に入るも、青春の全てを懸けて2分30秒の演技に真剣に取り組む浦添高校ダンス部の熱い練習に感動し、言葉をなくす場面も。ブラックマヨネーズから「ロケの最初はチャラいキャラでリポートしていたのに、最後には真面目な報道リポートみたいになってたやん」とツッコまれたEXITの2人は「高校生たちの熱さに触れて、だいぶ更生された感じ?」と照れ笑い。
生駒は昨年の優勝校で、3連覇を狙う同志社香里高校の練習をリポート。コーチ不在の同志社香里高校は、ダンスの構成・フォーメーション・音楽・衣装に至るまで全てダンス部員だけで決めている。今年は3連覇のプレッシャーが重くのしかかる中、予選で帝塚山学院高校に敗退。本番まであと数日と迫る中、ここでダンスの内容を改良するべきか、このまま質を高めていく練習をすべきかの決断を迫られる。もがき苦しみながら日本一を目指す姿に、アシスタントの新川が感涙し、声を詰まらせるひと幕も。
このほか、大会出場2年目にして予選で同志社香里を破った注目のダークホース・帝塚山学院高校の練習に密着。得意の創作ダンスのテイストを生かした圧巻のダンスには、ダンス解説のFISHBOYも「ダンステクニック、構成、衣装、全てにおいて計算し尽くされている!」とびっくり。小杉竜一も「毎年すごさと熱さが加速していってますね。3連覇に挑む王者・同志社香里と、それを追撃する高校の熱い戦いが見どころ」と語り、吉田敬は「いよいよダンス戦国時代に入ったなという印象。突き抜けた演技をする高校がいくつも出てくるので、最後まで一瞬も見逃さず見てほしい」とコメントした。
『青春!ダンススタジアム 高校ダンス部 日本一決定戦2019』
カンテレ/フジテレビ系全国ネット
9月1日(日)深0・30~1・30ほか ※変更の場合あり