大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合ほか)の第35回(9月15日(日)放送)に、杉咲花が再び登場した。
第35回では、1936年夏、ベルリンで4年後の次回大会の開催地を決めるIOC総会が始まり、嘉納治五郎(役所広司)は「日本で平和の祭典を!」と熱く訴えた。
その直後に開幕したベルリンオリンピックは、政権を握るナチスが総力を挙げて運営する大規模な大会となり、田畑政治(阿部サダヲ)を圧倒し当惑させる。
マラソンでは金栗四三(中村勘九郎)と同じハリマヤ足袋を履くランナーが出場。水泳では前畑秀子(上白石萌歌)のレースが迫った。
そして、この回の前半で金栗と小松勝(仲野太賀)がハリマヤを訪ねたシーンに登場する増野りくを杉咲花が演じる。増野りくは、第23回「関東大震災」で行方が分からなくなったシマ(杉咲)と、増野(柄本佑)の娘。シマに続き、りくを演じることになった杉咲がコメントを寄せた。
<杉咲花 コメント>
◆シマの娘のりくを演じると聞いた時の感想を教えてください。
夢のようでした。大好きないだてんの現場にまだまだいられる!という喜びが一番大きかったです。
◆現場で勘九郎さんたちと再会した時の雰囲気やエピソードはありますか?
劇中で、シマと四三さんは同志、りくと四三さんはいとこのような関係性なのかなと個人的に思っていました。休憩時も含め、りくとして現場にいさせていただいて、感覚的な距離感としてもよりそういう関係性に変わっていたような気がして、すごくうれしかったです。
◆実際にりくを演じてみて、シマとの演じ分けなどがあれば教えてください。
最初の方は自分で演じていてもシマみたいになってしまっている気がする、と苦戦することが多かったのですが、演じていくうちに、りくはシマより少し控えめな女の子ということが分かった気がしたので、そこを一番心がけました。
NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』
NHK総合
毎週日曜 後8時放送
BSプレミアム
毎週日曜 後6時放送
番組サイト:https://www.nhk.or.jp/idaten/r/
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