『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演する戸次重幸、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、坂ノ上茜がクランクアップを迎えた。
平(時任三郎)と同じ野毛山署の強行犯係に所属する刑事を演じた3人。戸次は、敏腕ながら絶妙な空回りを見せる万年係長の山倉伸彦、森本は、爽やかさと愛嬌を兼ね備えた森本琢磨、坂ノ上は、男性刑事よりも気が強く言葉の切れ味も鋭い愛川江梨花と、いずれも個性的なキャラクターを見事に演じ切った。
まずクランクアップを迎えたのは戸次と森本。2人の最後の撮影は、強行犯係の面々が事件の関係者を追いかけるシーン。最後のカットを撮り終え、「戸次重幸さん、森本慎太郎さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手とともに、演出の平野眞から花束が贈られた。
戸次は「視聴者の方々からも好評価を頂けて、本当にありがたい思いで撮影をさせていただいておりました。撮影が遠方ばかりだったのも、良い思い出です。まだまだ撮影は続きますが、お体に気をつけてスタッフの皆様、頑張ってください。ありがとうございました!」とあいさつ。
森本は「すごく楽しい夏の現場でした。僕としても一つ成長できたのではないかなと思っております。またどこかでご一緒できるように頑張ります。ありがとうございました!」と笑顔で語った。
続いて坂ノ上がクランクアップ。最後の撮影は、平と捜査中のシーン。最後のカットを撮り終え、盛大な拍手とともに、演出の平野から花束が贈られると、坂ノ上の目には涙が。坂ノ上は「最初、すごい方たちに囲まれてやらせていただくということで、とても緊張していたのですが、スタッフの方もキャストの方も、とても温かくて、毎日、現場に行くのが本当に楽しかったです。また、ご一緒にできる機会があった時に、成長したねって言ってもらえるよう、これからも頑張ります。ありがとうございました!」とあいさつした。
ついに9月23日(月)に最終回を迎える『監察医 朝顔』。9月16日放送の第10話ラストでは土砂崩れが起こる衝撃の展開に。最終回では、土砂の下敷きになり、多数の死傷者が出ていることが予想されるため、興雲大学法医学教室に応援の要請が届く。朝顔(上野樹里)、安岡光子(志田未来)、高橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、そして夏目茶子(山口智子)の5名が、災害が発生した山梨県に向かう。
現地に入り、すぐさま遺体安置所を作った朝顔たち。一息つく間もなく、朝顔たちの元へ、続々と遺体が運ばれてくる。遺体は泥だらけで損傷が著しく、その痛ましい遺体の状態に、朝顔たちはがくぜんとする。
しかし、法医学者の本分を全うするため、心を奮い立たせ、まずは遺体の検案を始めることに。そんな中、今回の土砂崩れが自然災害ではなく、人災ではないかという疑惑が浮上する。
『監察医 朝顔』最終回
フジテレビ系
9月23日(月)後9時~10時24分
©フジテレビ