中山麻聖『牙狼』冴島雷牙シリーズ最新作に自信「ハードルを上げて観ていただいて大丈夫」

映画
2019年10月05日
「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-」公開記念舞台あいさつ

 冴島雷牙シリーズ最新作「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-」公開記念舞台あいさつが行われ、雨宮慶太監督、中山麻聖、小西遼生、渡辺裕之、松田悟志、螢雪次朗、黄金騎士ガロが登壇した。

 中山が「おはようございます。お待たせしてすいません。冴島雷牙が帰ってまいりました!」と呼びかけると、小西が「『信じて待ってろ』と言ってからだいぶ年月が経ってしまいました。冴島鋼牙も帰ってきました」とあいさつ。さらに渡辺が「せがれと孫がお世話になっております。冴島大河です」と続けると、会場から大歓声が送られた。

 さらに「牙狼〈GARO〉」シリーズ初参加となる松田が「『牙狼ファンの皆さん、初めまして。めちゃくちゃ幸せな時間です」と続けると、ゴンザ役の螢が「この親父はまだ生きているのかと思われるかもしれませんが。たいしたおもてなしもできませんが、よろしくお願いします」と。

 そして最後に雨宮監督が「昨日の初日から数時間以上たちましたが、夢のような時間でした。今日も牙狼を好きでいてくれるお客さんとこの時間にいられるのが幸せなので、感無量です」としみじみと語った。

 本作は、冴島雷牙(中山麻聖)、冴島鋼牙(小西遼生)、冴島大河(渡辺裕之)という親子三世代の夢の共演が見どころに。中山が「撮影の前半が姫路だったので、皆さんと食事に行って楽しい日を過ごしました」と振り返ると、小西も「自然体でしたよね。麻聖たちとはプライベートで会ってはいたんですけど、いざ現場に帰ってきたら、こんなにアットホームな場所があるのかと。いい時間を過ごしました」と語った。

 さらに渡辺が「映画をご覧になって、3人が集まったところで興奮されたと思いますけど、我々も興奮しました」と続けると、冴島家に仕えてきた執事・ゴンザ役の螢も「現場では3人一緒にお会いすることはなかったので、ここであらためてお会いできて、壮観ですよね。ゴンザとしては、最初に大河さまにお仕えして。赤ちゃんのころの鋼牙さまをお風呂に入れてあげたりして……。とにかく楽しゅうございました」とちゃめっ気たっぷりに続け、会場を沸かせた。

 そんなやりとりを観ていた松田が「牙狼の世界がついに僕を求めてくれたのかと感動しています。お客さんとして観ていた作品に出てくれと言われるのは、俳優としてすごく特別な気持ちなんです。最初はお面がついている役だからと言われたんですが、それでも出たかったんです」と牙狼シリーズへの思いを熱弁。

 雨宮監督も「もともと仮面をつけているキャラクターなんで、スーツアクターとかアクションができる人がやると言われていたんですが、この役はお芝居ができる人がいいなと思っていて。そうしたらまさか松田君が出てくれることになった。本当に素晴らしいキャラクターでした」と笑顔を見せた。

 最後に中山は「ファンの皆さんには5年間お待たせしてハードルが上がりまくっていますが、ハードルを上げて観ていただいて大丈夫な作品に仕上がっています。今日初めて牙狼を観る方にも受け入れられる作品になったと思います」と作品の出来に自信をのぞかせた。

 雨宮監督は「ここまで『牙狼〈GARO〉』という作品が実現できているのは奇跡のような出来事。応援してくださる皆さんがいるからだと思っています。皆さんのお力をお借りして、盛り上げていけたらと思うので、力を貸してください」とメッセージを送った。

「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-」
新宿バルト9ほか大ヒット上映中

原作・脚本・監督:雨宮慶太
エグゼクティブ・プロデューサー:二宮清隆
アクション監督:横山誠

出演:中山麻聖、石橋菜津美、水石亜飛夢、螢雪次朗、江田友莉亜、倉持由香、川瀬陽太、つぶやきシロー、下條アトム/松田悟志、渡辺裕之/小西遼生、京本政樹(特別友情出演)

特別協力:サンセイアールアンドディ
製作・配給・制作:東北新社
エンディング主題曲:JAM Project「雷牙-月虹ノ旅人-」

公式サイト:http://garo-project.jp/GEKKOU/

©2019「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社

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