藤井美菜「日韓両国で女優として頑張っていきたい」

エンタメ総合
2019年10月18日
『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』トークショー付き特別試写会

 韓国ドラマ『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』トークショー付き特別試写会が開催され、韓国でも大活躍している女優の藤井美菜が登壇した。

 『僕が見つけたシンデレラ~』は、月に一度だけ姿形が全くの別人になってしまうスター女優と人の顔を認識できないエリート御曹司が、運命のような恋に落ちていくロマンティック・ラブストーリー。“ロマコメ王子”イ・ミンギと“次世代ラブコメ女王”ソ・ヒョンジンが初共演した。

 藤井は「設定は非現実的ですけど、役者さんの演技がリアルで、まんまと心を奪われました。2人の恋がうまくいきますようにと応援したくなる」と本作の感想を語った。さらにイ・ミンギ演じるイケメン御曹司の役どころについて聞かれると「最初は冷たく見えて人間味がないと思ったけど、ちょっとずつかわいい部分も見えてきてキュンとしました。女性はギャップ萌えしますね」と胸キュンポイントを挙げた。

 2016年に日本公開された韓国映画「ビューティー・インサイド」を原案に、連続ドラマ用に新たな設定が加えられている本作。藤井は「もちろん映画も観ています。映画では毎日、男性主人公の姿形が変わる設定だったので、ドラマになったら、韓国中の俳優さんが出演することになるのではと心配したけど、そこはうまく設定が変えられているので、ヒロインに感情移入もしやすくなっています」と見どころを紹介。さらに、ソ・ヒョンジン演じる、主人公の女優のように、変身してしまうとしたら「男性の人生を生きてみたいですね。イケメンの男の子になって、女の子をたぶらかしてみたい」と会場を笑わせた。

『冬のソナタ』にはまり、大学の第2外国語で韓国語を学んだという藤井は「韓国語の勉強を始めて12年。お仕事としては、8年前に日韓合作のドラマに出演したのが最初」と話し、韓国での活動を始めた当初は「ドラマの台本が前日の夜に渡されることもあり、寝る時間もなく過酷だった」と明かした。

 しかい「今は働き方が変わって、放送前の事前制作も増えてきたので、少しずつ変わってきている」と現在の韓国ドラマ事情を語った。また、日本と韓国との撮影の違いを聞かれると「韓国は週2回放送の1話60分を少し超えるくらい、分量としては日本の2倍以上のため、どうしても撮影がタイトになってしまうんですが、だからこそ、お芝居の瞬発力が皆さん素晴らしくて、逆にタイトな中で生まれてくる面白さがある。私が日本で演じるときは、台本を基に役作りをするので、せりふ自体を変える事はそこまで多くはないのですが、今回出演した韓国ドラマの『ドクター探偵』では“せりふをこう変えるから、それに対してどう応えると思う”と、俳優同士で話し合うところから、現場がスタートする時もありました。台本の枠にとらわれない作り方をすることが、韓国の現場ではある。そういうところが韓国ドラマをさらに面白くする味付けの一つになっているのかな」と制作の舞台裏を披露した。

 今後の目標について藤井は「韓国で活動することによって、国境は関係ない、ボーダーレスな気持ちになれた。俳優として、垣根を作らず、いろんな国で活躍できたらと夢が大きくなっている」と。

 そして最後に「韓国ドラマは1話見ると次の展開が気になるものが多い。まさにこの『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』もそうで、DVDだとまとめて見られるのですごく楽しいと思います。また個人的には日韓両国で女優として頑張っていきたいと思います」と語った。

『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』は11月2日(土)よりDVDリリース、U-NEXTで独占配信がスタートする。

『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』

『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』
DVD-SET1 11月2日(土)リリース
DVD-SET2 12月3日(火)リリース
各15,200円+税
11月2日(土)よりDVDレンタル開始
11月2日(土)よりU-NEXT(https://video.unext.jp/)で独占先行配信

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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