松本潤「ファンと一緒に楽しみたい」嵐会見【質疑応答】

エンタメ総合
2019年11月04日
嵐

 嵐(大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤)が、デビュー20周年となる11月3日に記者会見を開き、2020年12月31日の活動休止に向けた今後の活動について報告。質疑応答では、初挑戦となるSNSについてメンバーが思いを語った。

<質疑応答>

◆20周年おめでとうございます。5人でどんなお祝いをしますか?

松本潤:今日は朝早かったので、まずここに入って、楽屋でみんなそれぞれ過ごして。今日は僕ら5人だけというよりも、やっぱりファンの方々と過ごせる時間をたくさん用意しているので、そこが一番やっぱり楽しめるんじゃないかなというふうに思います。

相葉雅紀:嵐会でしょ?

櫻井翔:YouTubeプレミア公開っていうので、チャットみたいなことができるので、我々メンバーも参加するっということなんですけど、若干1名果たしてそのタイピングができるのかというのが不安な者がいるので…

◆具体的には?

櫻井:相葉君(笑)。曲が終わるまでに打てるかなって。

相葉:練習してますよ!準備万端です。

松本:僕らもSNS含めやったことがないので、そのやったことないものをリアルに皆さんにお届けしながら(笑)。むしろ皆さんのほうが詳しいと思うので、皆さんに教えていただきながら、勉強しながら楽しんで進めていけたらと思います。

大野智: 僕も不安です(笑)

会場:(笑)

◆ファンの皆様にツッコまれたりとか

相葉:誤字脱字多そうです…。そこは勉強しながらやっていきます。

◆アカウント名はどういう思いで?

松本:僕らオフィシャルだと思っているんですけど、分かりやすいのが全部埋まっておりまして(笑)

会場:(笑)

松本:オフィシャルってなっているのがすごいたくさんあるんですよ(笑)。なので、5つSNSをやらせてもらって、分かりやすくつけたのが今のものです。

◆どんなことを発信したいですか

松本:今までやっていなかったので、どういうふうにやるかということでいうと、本当によりファンの人たちが身近に感じていただけることになると思いますし、また本当にスピーディーに自分たちの情報を得ることができるようになると思うので、そこは距離を今まで以上に縮められるようなことになったらいいと思います。
また、5人で1つのアカウントでやるので、それぞれのパーソナルが分かるようなことも考えて楽しんでいただきたいと思います。

◆TikTokも入っていて驚いたんですが、TikTokで何をやりますか?

松本:日本のアカウントもたくさん見てるんですけど、それと同時にアメリカだったり海外の方のものも見ていて。日本のものはポップというか、楽しい感じのものが多いんですけど、海外のアカウントを見るとわりと本気で踊っていたりするのがけっこう多くて。なので、自分たちの振り付けの部分のポイントだったりといろんな人に踊ってもらえるような、そういうツールになったらいいなと。

◆今まではDVDの特典映像でしか見られなかったような裏側も?

松本:そうですね。メイキング的なものを見せるというよりは、振りだったり自分たちの音楽をちょっと短くつまんだところで見えてくるエッセンスというのを表現できたらと思います。

◆チャットですが、画面見ながら、ファンのコメントを見ながら、それに合わせて自分もコメントを打つのはものすごい高度だと思うんですが…

松本:やってみないと分からない(笑)

会場:(笑)

松本:一回やってみます。

櫻井:今日21時からプレミア公開が始まるので、20時半ごろから中に入っていって、何人参加してくださるかによると思うんですけど、わりとほかの人がやっているのを見ているとバーッと流れているので、その中にいるよ!っていうのを伝えつつ。
ほかのメディアでも今やってるんだよっていうのは伝わるようにしたいなと。

松本:とにかくやってみます。

◆自信のある人は?二宮さんはうまそうな気がするんですが

二宮:そうですね。僕はチャットはもう5~6年以上やっているので、打つ分にはたぶんスピードみたいなのはあるとは思うんですけど、たくさんの人が参加してくださると思うので、その1つひとつにお答えできるかっていうのはまた違うかもしれないですけど、ファンの人たちと同じ目線で盛り上げていけたらと思います。

◆一緒の時間を共有できるという感じですよね

二宮:そうですね。最初に誰が口火を切るのか…。

松本:結果的にニノがすっごい打ってるかもしれない(笑)

会場:(笑)

◆5つのSNSがありますが、このSNSはよく見ていたというものがありましたら教えてください。

櫻井:そもそも相葉さんはさっき…

相葉:さっき初めてInstagramを見て…YouTubeも1週間くらい前に…

松本:いや2日前ですよ(笑)

会場:(笑)

相葉:2日前くらいにYouTubeも登録を済ませました(笑)ぐらいちょっと…

松本:うといんだね。

相葉:そう。だから今、一生懸命勉強しています(笑)

◆じゃあ何もご覧になったことがない?

相葉:Twitterも…

二宮:お前はなにも見てないって…(笑)

会場:(笑)

相葉:YouTubeはチャンネル登録してないのも見れるじゃないですか。それで見たりとかはしてました、はい(笑)

◆誰か自分はこれを見ていたという方はいらっしゃいますか?

松本:僕見てましたね。それこそYouTubeでいうとSixTONESだったりJr.がやっているのを見てますし。米津君だったり、星野源君だったりとか、いろんな人とがやっているのを見てますし、海外のアーティストも見ました。
あとはあとはいろんなのがあるじゃないですか、チャンネルが。
音楽だけじゃなくいろんなことをやっている人たちを見て、あーこういうふうにやるんだって。それこそHOW TOの映像とかもあったりするので、そういうのも見てました。
SNSも見る専門で書き込んだりはしてなかったですけど、友達のをフォローして見たりとかそういうのをしてました。

◆Twitterとかでファンが反応していたりしますが

松本:見てます。僕が見ているということを知っているファンの人は、僕へというダグ付けをして「コンサートのこういうところをこういうふうにしたほうがいいと思う」って言っている人がいて、ああなるほどって思ったりとか、そういうのはありました。
なので、始められることがうれしいですし、一方的だったのが相互になるというかたちになるので、それは楽しみです。

◆大野さんは何かご覧になったりは?

大野:僕、Instagram見てますよ。

メンバー:見てなさそうに見える(笑)

大野:けっこう釣り系のもあるし。あとアートもずっと見てますよ、実は。

◆そういうのを見て釣りにいってみようかとか?

大野:相模湾とかでマグロが釣れる時期があって、「相模湾 マグロ」で検索するといっぱい出てくるんです。ああ、そろそろ釣れ始めたなっていう。

櫻井:ここの映像使われたら、何の会見かよく分かんない(笑)

会場:(笑)

◆いよいよ来年1年という活動になりますが、期限がある中でどうしてもこれだけはやってみたいということを公私含めて教えてください。

櫻井:やってみたいこと…嵐でということは、今日現在すべて詰め込みました。これは個人的にですけれども、今年の頭の方かな、台北にほかのアーティストのコンサートで行ったときに、先ほど相葉もお伝えしたとおり、我々の日本でのコンサートにたくさんアジア、世界各国から来ていただいていて、いつかアジアの皆様にあいさつしたいなというのがあったので、今回こうして4都市にごあいさつに行き、北京でコンサートをやるというのは思い描いていたことでしたので、嵐としてやりたいことは今日お伝えしたことがすべてかなと思います。
プライベートではどうですかね…。今お伝えしたとおり、プライベートの隙間がほとんどなさそうですよね(笑)

会場:(笑)

櫻井:5×20のコンサートもずっと年内やっていますし、年明けたらコンサートの準備…。プライベートないです(笑)

大野:けっこう僕も今回の会見に詰まっているので、まあそれを楽しんでやるのを前提に、プライベートは確かに分からないですけど、隙間みて5人で食事でも行きたいと思います。

◆そういうのはSNSで配信したり?

大野:そうですね。そういうこともできますね。

松本:本当にもう長い間、今日発表させていただいたことをずっと調整してきて、ようやく今日発表できたなあということがすごく安心しています。また今日発表したことでここから新たに走り始めるというかたちになると思うので、今発表したことを1つずつ、なるべく大きなムーブメントになるように精いっぱいやっていけたらということですね。
先ほども言ったとおり、本当にやったことがない、自分たちもそうですし、ジャニーズ事務所としてもやったことがないことが多々あるので、そこを自分たちもやりながらいろいろ軌道修正しながら、何がベストかを探りながら楽しんでいけたら。楽しんで伝えていくというのが、この5人だったらできるんじゃないかなと。チーム嵐ならできるんじゃないかなとそう思っています。

相葉:僕はこれからの期間すごいワクワクしてます。いろんなことに挑戦できるし、何よりみんなに近く感じてもらえたらいいなあという思いでこの1年やり抜こうと思っています。
あとはSNSを勉強します(笑)

会場:(笑)

二宮:本当に今みんなが言ったように、今日発表させていただいた項目も含めなんですけど、僕ら東京オリンピックパラリンピックもNHKさんのほうでガッツリやらせていただくということも決まっていますので、本当に世界中の人たちとコミュニケーションをとりながらやっていけたらなというのは思っています。
またYouTubeだったりとか、Instagramだったりとか、TikTokもそうですけど、どこの地域、国で認知していただけるのかというのがやってみなきゃ分からないことなので、そうやって歓迎されているところとかごあいさつに行けたらなというのはみんな思っているのかなと思います。

◆ファンの方々が楽しみにしているのはSNSのオフショット公開だと思うんですが、皆さんどんなシチュエーションでどんなことをアップしたいか教えてください。

櫻井:今まで5人で行く当てもなく撮ってる写真がけっこうあるんですよ。例えば海外に行ったときにご飯食べてるところで写真を撮ったりとか、けっこうたくさんあるので、そういったものとか個人的なものになってくるのかな。

相葉:何でもいいの?

櫻井:それ今話すこと?(笑)

会場:(笑)

二宮:相葉君が親知らず抜いたときの親知らずの写真とか。

相葉:すごいな…。

会場:(笑)

二宮:僕らは逆にいうと、4人が何上げたかっていうのはそこで知ることになると思うので、僕らもフォロワーとして楽しめるんじゃないかなと思いますけどね。

◆メンバーの間でこういうのを見てみたいなというのはありますか?

櫻井:大野の相模湾のマグロの話は見たいよね。

大野:プライベートでどこまでいけるか分かんないですけど、魚見てうれしいですかね?(笑)

会場:(笑)

メンバー:いいよ!いいよ!

◆SNSの期限というのはありますか?

松本:今決まってないです、はい。

◆芸能人のSNSだと炎上とか誤爆とかいろいろ問題が起こったりしますが、SNSをやることの不安はありませんか?

櫻井:あくまでもファンの皆さんに近くに感じてもらいたい、今までお見せできなかった部分を見ていただきたいということでしかないので、炎上というようなものは…喜んでいただけるものをお届けしたいのであまり想定していないです。ないとは断言できないですけど、ちょっとやってみないと分からないので。
喜んでもらえるもの、近くに感じてもらえるものを投稿していくということがコンセプトです。

◆ジャニーズ事務所で先陣を切ってSNSデビューすることになりますが、他グループへの波及に期待していることは?

櫻井:松本が先ほど申し上げましたとおりではあるですけど、波及がないとは言い切れないと思うんですけど、各グループの想いもあると思いますし、我々がやったから全グループがやるべきだとも思いませんが、波及は確かにしていくと思います。
それぞれの想いと判断だと思うので、少しドアを開いておくと言いますか。

◆嵐は自分たちでやりたいという判断で?

松本:そうです。

◆国立競技場でのコンサートについて

櫻井:6年間、我々国立競技場でやらせていただきましたので、やはり特別な思いはあります。組織委員会の皆様から、大会前にご一緒できないかというお話を頂きましたので、組織委員会の皆様と我々の思いが同じ方向に、いわば夢の舞台に立つことができるということで、とても光栄です。あそこでの景色というのはやっぱり特別なので、何よりファンの皆さんにあの景色を一緒に見てもらいたいということですね。

大野:そうですね…本当に6年間いろんな演出もやらせてもらったし、また新しい国立競技場で、これからどういうことをやっていくのかになると思うんですけど、以前10周年のときにフライングでお客さんの上を回ったんですけど、再び…

(高所恐怖症の櫻井が苦い顔)

会場:(笑)

松本:とてもうれしいです。そんな機会あると思ってなかったので、機会を頂けたことがすごく幸せだなあと思います。僕が一番印象的なのは、旧国立競技場だと聖火台のあったあちら側からの新宿方向の新都心が見える景色っていうのがものすごい印象的で、東京のど真ん中にあるナショナルスタジアムでライブをやらせていただけた、またその空間をファンの皆さんと6年も連続で経験することができたという、すごく嵐を20年やってきた中でもとても思い出深い場所。その場所にもう一度帰ることができて、新しく生まれ変わった国立競技場でどんなライブをやるのか、ちょっとずつ考え始めてますけど、思い出深いものになったらいいなと思いますし、オリンピック前なので2020年らしさを自分たちでも何か表現できたらいいなと思っています。

相葉:5×20が終わってまたライブができるっていうのがものすごいうれしかったです。その場所が本当に僕らも思い出のたくさんある国立競技場でできるというのは、本当に幸せなことなんだなと今からすごいワクワクしてるし、国立の前を通るたびにちょっと見上げてワクワクしてる感じですね。

二宮:純粋に新しく生まれ変わった国立競技場っていうところで誰が最初にやるのかなあというのは普通に、客観的に、第三者的になんとなく気になっていたのが、自分たちがっていうときは本当に非常に驚きましたし、非常に光栄なことだなと思っています。僕らもやらせてもらった経験がありますし、我々らしくできたらいいなというふうに思っていますが、今のところ、その2日間、雨が降らないようにということを願っています。

◆活動期限が迫っている心境

松本:それに関しては、本当に休止をするタイミングは発表しているので、それまでなるべく走り続けるということを目標に今いろんなことを考えているので、それを自分たちも楽しみたいし、ファンの人たちと一緒に楽しみたい。1分1秒でも長くやっていきたいと思うし、2020年の12月31日、12月がどういう空気になるのか、自分がそのときにどう思っているのかというのは正直想像ついてないです。なので、そこまでどれだけ楽しい思い出をファンの人たちと作っていけるかというところに今、目が向いています。

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