「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の公開直前!おひろめ試写会&舞台あいさつが行われ、ナレーションを務める井ノ原快彦と本上まなみ、まんきゅう監督が登壇した。
「日本キャラクター大賞 2019」でグランプリにも輝いた人気キャラクター「すみっコぐらし」が初の映画化。“すみっコ”を好む個性的なキャラクターたちが子供から大人まで老若男女問わず人気を博しており、本作では“絵本の中に連れていかれたすみっコの大冒険”を“すみっコぐらしチーム完全監修”で描いている。
アニメ映画のナレーション初挑戦となる井ノ原は「自分がナレーションをやっているのを忘れてしまうくらいのめり込むような感じでした。先に本上さんがナレーションを入れられていたので、聞きながらやるのかと思ったら本上さんの声は途中からで。全然トーンが違ったら嫌だなと思ったんですけど、そこは監督がしっかりまとめてくださったので(本上と)一緒にやっているような気持ちで最後までできました」と振り返り、「素晴らしいシーンがたくさんあるんですけど、特に赤ずきんちゃんと人魚姫のとこが最高に良かった!」とひと足先に本作を見た感想を語った。
そして、井ノ原は一緒に登壇した、とかげ&とんかつに対し、「思ってた以上に柔らかい!ちょっと弾力があるのかなと思ったんですけど、むっちゃ柔らかいの!いやぁ~癒やされる」と大興奮。本上も「ふわふわぁ~」と笑顔で触れ合っていた。
絵本の語り部分を担当する本上は、もともとすみっコぐらしの大ファンだったそうで「家族で映画を観に行ったときに予告編で公開されることを知って、“おぉ~すみっコが映画になるの!?”って楽しみにしてたら、まさか私にお声がかかるとは思ってなくて。そのときは(ナレーションを担当することが)全然決まってなかったのでうれしかったです」と語った。
また、まんきゅう監督が「個性的なすみっコたちが絵本の世界でバラバラになっちゃうんですけど、やっぱり全員が集まるともっと大きな力になると思って。これってアイドルみたいだなと思っていたときに、井ノ原さんがこの仕事を受けてくださると聞いてご縁を感じた」と明かすと、井ノ原も「一人ひとりがそれぞれの場所で一生懸命やっていて、集まったときにやっぱり“おっ全員集合だよ!”ってなるようにありたい」と共感していた。
さらに、隅っこに行ってしまいがちだという井ノ原は「僕はV6というグループをやっているんですけど、みんな隅っこが好きみたいで、センター嫌いなんですよ。ずっと“どうぞどうぞ”と(センターを)譲りながらここまできちゃったので、楽屋とかでもテーブルは早い者勝ちで隅っこが埋まっていく。そういうグループなんです(笑)」とすみっコたちとの意外な共通点を明かした。