11月20日(水)放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)は、リオ五輪金メダリストでレスリング女子57キロ級東京五輪代表の川井梨紗子が登場。五輪4大会連続で金メダリストの伊調馨と東京五輪代表の座をかけた「金メダリスト同士の対決」を激白する。
川井が伊調と初めて会ったのは小学4年生のとき。川井は当時を振り返り、「馨さんはレスリングに対する姿勢もストイックに感じられた。憧れてました」と語る。至学館大学進学後、川井は本来の階級である57キロ級で五輪を目指すも、吉田沙保里と伊調の高い壁に阻まれ、63キロ級に変更した。
川井は、リオ五輪金メダル獲得について「『伊調がいるから逃げた』と(記事に)書かれたこともあった。だからこそ『逃げた人でもオリンピックチャンピオンになれる』と思っていた」と強い気持ちがあったことを明かす。
そして川井は本来の57キロ級に階級を下げ、東京五輪を目指すことに。その結果、同級で五輪5連覇を狙う伊調との対決が日本中の注目を集めた。昨年12月の「全日本選手権」決勝戦は伊調の勝利。今年6月の「全日本選抜選手権」決勝戦は逆に川井が勝利したため、「世界選手権」代表の座はプレーオフで決することに。
テレビで生中継されるほど注目を集めたこの試合について、川井は「初めて会ったのが、自分が小学生で、馨さんがオリンピック選手のとき。十何年たってこうなる(対戦することになる)んだと思ったら、幸せな場所なんだと思った」とその時の素直な気持ちを振り返る。試合は川井が勝利し、その後世界選手権でも金メダルを獲得。見事、東京五輪代表を勝ち取った。
MCの武井壮は、川井のリオ五輪金メダル獲得、そして伊調との死闘について、「階級を上げれば(相手も)パワフルになって強くなる。そこでも世界で一番になるんだから逃げでもなんでもない!世界一強いんだから!それでも階級を戻して(伊調選手に)勝つんだから!」と熱く語る。
『戦え!スポーツ内閣』
MBS
11月20日(水)後11・56~深0・53
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