『GQ MEN OF THE YEAR 2019』の授賞式と記者会見が行われ、五十嵐カノア、石原良純、賀来賢人、King & Prince、草刈正雄、kemio、ムロツヨシ、霜降り明星、横浜流星、ラグビーW杯日本代表の田村優、トンプソン・ルークが登壇した。
今年で14回目を迎えた『GQ MEN OF THE YEAR』は、生き方、仕事、スタイルにおいて、『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる賞。今回のテーマを「グローバルアイデンティティ」。イベントの進行は、吉村崇、宇垣美里が務めた。
King & Prince は“ポップ・アイコンズ・オブ・ザ・イヤー賞”を受賞。代表して岸優太がトロフィーを受け取り、「ジャニーズのグループでは初と聞きまして、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。この賞を頂けたのは、いつも応援してくださるティアラ(ファン)の皆さん、僕たちを支えてくださるスタッフの皆さん方のお陰で頂けた賞だと思っております。現状に満足せず、これからも僕たちの夢である世界進出を胸に今後とも精進していきたいと思います」とあいさつした。
横浜は、飛ぶ鳥を落とす勢いで一気に大ブレークし“今年の顔”ということで“ニュー・ジェネレーション・アクター・オブ・ザ・イヤー賞”を受賞。「今年は、ありがたいことに賞を頂くことが多くて、この状況に自分が一番驚いてます。この状況になったことは、たくさんの人に支えられてなったことだと思うので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからさらに、もっと上を目指すために自分の今やるべきことを全力でやって頑張っていきたいと思います」と感謝の気持ちを交え、意気込んだ。
YouTuberとして初めて受賞したkemioは“ユースインフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞”。「実は今年の初めに自分のチームとこの賞を獲得できるように1年間頑張ろうって目標を立てていて、まさかこの場所に立てるとは思わなかった」と明かした。
賀来は“ブレイクスルー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞”を受賞。「歴代の受賞者の方は男が憧れるような男性がすごく多いイメージなので、自分も男に憧れられるようなすてきな男性になれるよう精進したいと思います」と。
霜降り明星は“コメディ・アクト・オブ・ザ・イヤー賞”を受賞。せいやは「雑誌も出させていただいたんですけど、2人で撮っていくうちにどんどん台が乗せられるんですよ。僕だけ、七五三のようだった。芸人がこのような賞をもらえるなんて、とても光栄。来年ももらえるような1年にしたいとともに、せっかくなんで編集長の座を狙っていきたい。半ズボンが似合っているから」とボケるも、ややウケ。思わず、粗品に「ここで『GQ』にかけて」と振るも「できるかい」とツッコまれた。
ムロは“アクター・オブ・ザ・イヤー賞”を受賞。「このような賞を頂けるとは思ってなかったので、本当にありがたいの言葉に尽きます。先ほどこの受賞がSNSで発表されまして、使われていた写真を見た友人から『頭が痛いのか』と、頭が痛いことしか触れてこない(笑)。今日もラルフローレンのスーツを着させていただきました」と話し、会場を笑わせた。
ラグビーW杯日本代表の松島幸太朗、リーチ・マイケル、田村、トンプソンは“ヒーローズ・オブ・ザ・イヤー賞”を受賞。松島、リーチは欠席となったが、田村が代表して「このような賞を頂いて大変光栄に思ってます。個人的にこう表彰していただきましたけど、W杯ではたくさんの方に支えていただきました。特に、すばらしいチームメイトに恵まれて、自分の持っている力以上のものを出させてもらえたので、たくさんの人に感謝しています」と。トンプソンはこの会見の雰囲気に「ちょっと恥ずかしいです」と照れた様子を見せつつ受賞を喜んだ。
そのほか、プロサーファーの五十嵐は“アスリート・オブ・ザ・イヤー賞”、石原は“テレビ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー賞”、草刈は“レジェンダリー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞”をそれぞれ受賞した。
イベント途中には、田村のパスを体験したいと学生の頃にラグビーをやっていたという平野紫耀からお願いが。実際にパスを受けての感想と問われると「パスが重たい」と笑顔で答えた。せいやは、トンプソンに抱き上げてもらい、パスを受けるひと幕も。
受賞者たちによるクロストークでは、五十嵐がKing & Princeに同世代として東京のおすすめスポットを質問。代表して神宮寺勇太が「代々木公園がおすすめです。カブトムシ好きですか?夏になるとカブトムシもとれるんです」と。髙橋海人は「渋谷のハチ公前。新橋のSL広場で待ち合せしてほしいです」とおすすめし、会場から笑いが起こった。
最後に、それぞれが来年の抱負を語ることに。賀来は「仕事は1つひとつ大切に一生懸命やりながら、体が資本なので、健康を大事にしたい」と。横浜は「変わらず一生懸命頑張って、芝居をしっかりと学んで、皆さんにいい作品を届けられるように頑張りたいと思います」と笑顔。ムロは「新しいムロツヨシをお見せできるような、お芝居とか提供していけたらいいなと思います。今日も人たらしと紹介されましたけど、もう人たらさない」と宣言した。
King & Princeからは永瀬廉が代表して「先ほどうちの岸が言ったとおり、ジャニーズのグループで初めて。そしてデビューしてまだ2年目という短い期間の中でこのような素晴らしい賞を頂けたのは、ほんまに光栄に思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。この賞に恥じないような活躍を2020年もできるようにしていきたいと思います」と語った。