バレエダンサー・倉永美沙の第2のバレエ人生のスタートに密着『情熱大陸』12・22放送

エンタメ総合
2019年12月21日
『情熱大陸』

 12月22日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、バレエダンサーの倉永美沙に密着する。

 倉永は、欧米では特に小柄な156センチという身長ながら、16年間名門のボストン・バレエ団に在籍し、プリンシパル(最高位ダンサー)のトップに上り詰めた。バレエ界のレジェンド、イタリアのロベルト・ボッレにも愛され、彼のツアーでも客演。2017年には、バレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞にもノミネートされている。

 そんな倉永が今年、アメリカ最古の超名門サンフランシスコ・バレエ団に移籍し、バレエ界の話題となった。実は、倉永は、18年前に一度サンフランシスコ・バレエ団に在籍し、苦渋の時を過ごしたことがある。17歳の時、ローザンヌ国際バレエ・コンクールでプロ研修賞を受け、サンフランシスコへ。「アメリカのバレエ・スタイルに戸惑っているうちに終わってしまった…」と、正式契約を勝ち取れなかった場所なのだ。

「全てを投げ打つ覚悟でここに来た」と言う倉永。新しいシーズンは12月、クリスマスシーズンの始まりを告げる『くるみ割り人形』から幕を開ける。そこへ向け、7月にバレエ団に加わった倉永を、エースと言われる気鋭のダンサーが待っていた。イタリアのスカラ座から来たイタリア人プリンシパル、アンジェロ・グレコ。モダンな舞台装置や大胆な演出でも知られるサンフランシスコ・バレエ団で、倉永は、どんな姿を見せるのか。

 番組では「世界の人にバレエの魅力をシェアしたい」と向かったメキシコでの客演公演や、『ロミオとジュリエット』のデンマーク公演。そして、サンフランシスコでの初の舞台『くるみ割り人形』など、身も心もバレエに捧げる倉永の第2のバレエ人生のスタートに密着する。

<バレエダンサー/倉永美沙 プロフィール>
大阪府出身。7歳からバレエを始め、多くのコンクールで金賞に輝き、天才少女とも呼ばれる。17歳の時、第29回ローザンヌ国際バレエ・コンクールでプロ研修賞を受賞し、サンフランシスコ・バレエ団の研修生に。その後、NYのNYCB(ニューヨーク・シティ・バレエ団)の附属のスクールで学び直し、19歳の時、ボストン・バレエ団のオーディションに合格。プロの道を歩み始める。
2001年、第9回モスクワ国際バレエコンクール金賞(女性ジュニア部門日本人初)。
2006年、ジャクソン国際バレエコンクール金賞(女性シニア部門日本人初)。
2009年、バレエダンサーの最高位であるプリンシパルへ昇格(ボストン・バレエ団)。
2017年、バレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞にノミネート(「海賊」と「オネーギン」)。
2019年、プリンシパルとしてサンフランシスコ・バレエ団と契約。

©MBS

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧