『ブラマヨ・橋下・モモコが斬る!ちいさな世界の大きな問題 in KANSAI』(カンテレ)が、1月5日(日)に放送される。
番組では、ある業界や分野に関して、無関係な人から見ると分からないけれど、その中にいる人にとっては大きな問題、すなわち“ちいさな世界の大きな問題”について、ブラックマヨネーズ、橋下徹、ハイヒールモモコ、ほんこん、ファーストサマーウイカらが話し合う。
まずは、JR尼崎北口付近で起こっている「鳴り響くけたたましいサイレンに怯える利用者たち」という大問題をピックアップ。自転車の盗難件数がワースト1位だった尼崎市が盗難防止のために警報機付きのダミー自転車を駐輪場に設置し、盗難件数は半分以下に。しかし、アラームの感度の高さが原因で、少し触れただけでも警報機が鳴ってしまうことから、一般の人がびっくり&気まずくなるというトラブルが発生しているという。行政が行う事業に対して感じている問題点に鋭く切り込むほんこんに対し、橋下は、元大阪市長だからこそ知っている、行政の意外な発想を明らかにする。
また、淀川区にあるムスリムの人たちが集う街“ニシヨドスタン”などの関西の外国人街で起こっている、日本人の常識と外国人の常識の違いから起こってしまう問題や、最近何かとニュースになることが多い組体操禁止などの教育現場で起こっている問題を取り上げる。
教育問題に関しては、スタジオがヒートアップ。「友達同士をあだ名で呼び合うこと」や「授業が始まるときの起立・礼」などの一昔前の学校では当たり前だったことが禁止されているという事実に、驚きを隠せない昭和世代のゲスト陣。どこか寂しさも感じる令和の学校事情に、ブラックマヨネーズ・吉田敬が出したナイスな提案を発表する。
収録後、ブラックマヨネーズ・小杉竜一は「ちいさい世界の問題が大きい世界の問題につながっているということが分かりましたね」と振り返り、橋下は「面白かったですね。真面目な番組なのか、ふざけている番組なのか(笑)。でも、小難しい議論をするときに、とっかかりがちいさな問題から入るのは議論しやすいですよね。今日ここで話したことは国会で議論されてもいいぐらいの熱い議論ができました」と。ほんこんも「ええ議論をさせてもらった。こういうことが国会で議論されたらいいなと思います」と語った。
さらに、このメンバーの共演に関して吉田は「昨日できものを切って20針縫ったんで、このメンバーで収録するのちょっと嫌やったんですけど、無事終わって良かったです。俺らほとんど後輩層で、ちょっとストレスかかるメンバーなんで」と笑いを誘った。
『ブラマヨ・橋下・モモコが斬る!ちいさな世界の大きな問題 in KANSAI』
カンテレ(関西ローカル)
2020年1月5日(日)後4・00~5・30
MC:ブラックマヨネーズ
ゲスト:橋下徹、ハイヒールモモコ、ほんこん、ファーストサマーウイカ