『新・ミナミの帝王』第18作は千原ジュニアの発案でドラマ化

ドラマ
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2020年01月12日
『新・ミナミの帝王』

 千原ジュニア主演ドラマ『新・ミナミの帝王』(カンテレ)シリーズの第18作『バイトテロの誘惑』が1月13日(月・祝)に放送される。

 2010年の放送開始から10年目を迎えるこのドラマは、原作・天王寺大、萬画・郷力也の漫画『ミナミの帝王』(週刊漫画ゴラク連載中)を実写化した人気シリーズ。借金はどんな手を使ってでも取り立てる、大阪・ミナミの金貸し・萬田銀次郎(千原)が、依頼人が借金せざるを得なくなった問題に切り込んでいく。

 第18作のテーマ「バイトテロの誘惑」は、千原の発案によるもので、元外交官・作家の佐藤優氏との雑誌のツーショット対談の際に出た話をもとにドラマ化。バイトテロとは、主に飲食店や小売店の従業員が撮影した不適切な動画や画像がSNSに投稿されて炎上につながる現象で、店舗や企業が多大な被害を受けるもの。

 さらに劇中では、バイトテロが単なる従業員の悪ふざけにとどまらず、企業やバイトテロを犯した人物への恐喝事件へとつながり、さらには株の操作と組み合わせた組織的な経済犯罪にも発展する可能性をリアルに描いている。

 千原は、テーマを思いついた経緯について「バイトテロって、ちょけた大学生とかフリーターのバイトがやってるだけなのか?と思ったんですよね。実は、それを利用して株式操作で儲けてる黒幕がいるんちゃうかなって思いまして。そんな話を佐藤さんとしたのをスタッフが読んでドラマになったんです。役者とは別にギャランティーをいただかないとね(笑)」と語り、「手を伸ばしたらそこにあるような、誰が巻き込まれてもおかしくない事件を描いていて見やすいと思います」とみどころをアピールした。

『新・ミナミの帝王』
カンテレ(関西ローカル)
●第18作『バイトテロの誘惑』
1月13日(月・祝)後3・20~4・45

出演者:千原ジュニア、大東駿介、赤井英和、小芝風花、升毅、森優作、内田慈、福田転球、瀬戸カトリーヌ ほか

<ストーリー>
大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎(千原ジュニア)の顧客で、喫茶店チェーンを営む北川(福田転球)の店がバイトテロの被害に遭った。客に出すコーヒーにアルバイト店員が悪ふざけでいたずらをする動画がネットに投稿されたのだ。銀次郎のもとで働く偽造屋の矢倉紅(小芝風花)は、プロが関与しているとしか思えない動画の巧みな編集に不審を抱く。
いっぽう、銀次郎の弟分・坂上竜一(大東駿介)は、大学生の中山祐也(森優作)と知り合う。中山はアルバイトで学費を稼ぐ真面目な青年で、来春の卒業後には大手銀行への就職が内定していた。そんな中山に、あやしい髑髏の指輪をつけた謎の女・森吉ツバキ(内田慈)が目をつけて…。
そんな折、銀次郎は易者(升毅)から、かつて世間を震撼させた恐喝事件の実行犯「髑髏の女」の孫を名乗る人物が、ミナミに現れたとの情報を得る。

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