3月8日(日)スタートの新スーパー戦隊『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)の制作発表記者会見が行われ、キラメイジャーを演じる小宮璃央、木原瑠生、新條由芽、水石亜飛夢、工藤美桜らキャスト陣が発表された。
スーパー戦隊シリーズ第44作のテーマは、人が輝いて生きること。小宮、木原、新條、水石、工藤がこれまでに見たことのないスーパー戦隊・キラメイジャーを演じる。
イベントは、地球から遠く離れた星・クリスタリアからやって来た王女・マブシーナとキラメイジャーの5人がベチャットと呼ばれる敵戦闘員と戦うショーからスタート。歴代最年少レッドとなるキラメイレッド/熱田充瑠を演じる小宮は「お芝居の経験も全然ないので、先輩方に助けていただきながら頑張りたい。この1年で熱田充瑠と小宮璃央がどこまで成長できるかを見守っていただければ」と意気込みを語った。
キラメイイエロー/射水為朝役の木原は、役柄について「為朝はeスポーツ界のナンバーワンであり、キラメイジャーのリーダー的存在です。ほかのメンバーに的確な指示を出したり、率先してリーダーシップをとっていくタイプ」と分析。
キラメイグリーン/速見瀬奈役の新條は「私自身は体を動かすことが苦手なので、日本記録を持つ陸上選手の瀬奈役を頂いて“早急に走る練習をしなきゃ”と」と不安げな表情を浮かべるも「トレーナーさんからかっこよく走れるフォームを教えてもらい、試行錯誤で臨んだ陸上シーンに注目していただきたい」とPRした。
キラメイブルー/押切時雨役の水石は「小さい頃からヒーローに憧れていたので、夢がかなってとてもうれしい」と。キラメイピンク役/大治小夜役の工藤も「小さい頃から憧れの存在だった、大好きなスーパー戦隊の一員になれたことをすごくうれしく思います」と感激しきり。
会見には、キラメイジャーを見守る協力者・博多南無鈴を演じる古坂大魔王も登壇。古坂大魔王は「唯一46歳なのでなじめるかなと思ったら、まだなじめていません。充瑠役の小宮君なんて、まだ17歳ですからね。僕が17歳の頃なんて、ずっと鼻水が“じゅーる”って出ていましたから(笑)」とダジャレを交えてあいさつし、会場を沸かせた。
スーパー戦隊史上、最もキラキラした戦隊“キラメイジャー”にちなんで、「誰にも負けない自分のキラキラしているところ」を尋ねられた木原は「好きなことを語っている時」と回答。続けて「今作でも脚本を手掛けてくださっている荒川(稔久)さんが書かれていた『仮面ライダークウガ』が大好きなんです。見ていた方はご存知だと思うのですが、クウガが“大丈夫”って親指を出すところと、その言葉に何度救われたことか…というように、延々と語ってしまうんです(笑)」と熱弁を振るい、古坂大魔王から「すみません、1回お水下さい!冷ためのやつを!」と制されていた。
“初めて変身した時の感想”という質問には、水石が「本当に変身したのは撮影のときが初めてだったんですけど、実はオーディションのときの組分けで、この5人が偶然同じ組になったことがあるんです」と告白。覚えのない小宮が動揺する中「“5人で一緒に変身するって、こんなに心強いんだ!”とすごく感じましたね。その時点ではオーディションに合格するかどうかも、このメンバーになるかどうかも分からなかったけど、5人なら戦えそうだなって思いました」と振り返った。
本作では、キラメイジャーと意志を持った魔進とのコミカルなやりとりや、気持ちを一つにして敵に立ち向かう姿も見どころ。キラメイレッドの相棒となる巨大な消防車・魔進ファイヤの声を担当する鈴村健一、クリスタリアの王女・マブシーナの声を担当する水瀬いのりら豪華声優陣も発表されると、それまで緊張した様子だった小宮が「アフレコでご一緒させていただいた際、鈴村健一さんがキラキラ輝いていて。見た瞬間に『鈴村さんだー!!』って笑みがこぼれました」と食いぎみでカットイン。さらに木原から「いつもボケている僕ですが、その時初めて“仕事中だから!”とツッコみました」とその後のオチも暴露され、タジタジになっていた。
最後に、主演の小宮が「一年かけて『魔進戦隊キラメイジャー』を愛される作品にしたいです。スタッフ、キャスト一同、これからどんどんキラメイていくので、よろしくお願いいたします」とメッセージを送った。
『魔進戦隊キラメイジャー』
テレビ朝日系
3月8日スタート
毎週(日)前9・30~10・00
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