前田敦子「主人が協力的で…」夫・勝地涼に感謝『伝説のお母さん』2・1スタート

ドラマ
2020年01月26日
『伝説のお母さん』

 2月1日(土)スタートの『よるドラ「伝説のお母さん」』の試写会が行われ、前田敦子、玉置玲央、大倉孝二、大地真央が登壇した。

 本作は、かねもと原作の同名漫画をドラマ化したよるドラの第5弾。ロールプレイングゲームの世界に生きる“伝説の魔法使い”メイが、生後8か月の娘を抱え、待機児童やワンオペ育児など問題山積みの子育てを“ファンタジーなのにリアル”に描く。家事に育児に冒険に奮闘する主人公・メイを前田が演じる。

 出産後初のドラマ主演となる前田は「子育てと仕事復帰っていうのがメインテーマなんですけど、真剣に真面目に頑張っている姿は誰が見ても心に響くんではないかなと。そういう姿をメイを通して皆様に伝えられたらいいなという気持ちで演じさせていただきました」と。

 また「こんなにドンピシャな役をいただけるとは思っていなかったんですが、私がもしこの作品をやれていなかったら悔しいだろうなって思うぐらい自分に重ね合わせることができる作品です」と語った。

 子育てを押し付けるメイの夫・モブを演じた玉置は「原作者のかねもとさんから、顔合わせの時に『モブ役ってものすごく嫌われる役だと思うんです』って言われて。でも、これから物語が進むごとにモブも成長していきますので、男性も見て共感していただいたり、自分も態度をあらためようと思っていただけたら」とアピールした。

 メイが暮らす国の国王役の大倉は「まさかNHKで国王をやらせていただくとは思いませんでした。先ほど1話を見たんですが、役としてはちょっといい加減すぎてびっくりしました(笑)。でも、まだアイドリング状態で、これからもっとひどくなっていくと思います。撮影も終わってしまったのでもう取り返しがつかないんですけど、笑って許してください」と笑いを誘った。

 大地は「魔王役をやらせていただきました、大地“魔王”です」とおちゃめにあいさつし、「男であり女であり、女でもなく男でもないというとても摩訶不思議な魔王という役を楽しみながらやらせていただいております。魔王が一番良いことを言っているなと(笑)。実は共感していただけるんじゃないかと思います」と語った。

 産後初めてのドラマ現場で試行錯誤があったという前田は「家族で話し合って、どうやってやっていくかっていうところから始まったんですけど、(劇中と)同じくらい奮闘していましたね(笑)」と。

 続けて「でも、主人が同じ職業っていうのもあって、すごく協力的で家事や育児に参加してくれていたので、あらためて感謝です。モブ君とはそこが対照的だなと思います。救いでした(笑)」と夫・勝地涼のイクメンっぷりを明かした。

『よるドラ「伝説のお母さん」』(全8回)
NHK総合
2月1日スタート
毎週(土)後11・00~11・59