鈴木京香がラーメンのカリスマに!共演に黒島結菜『行列の女神~らーめん才遊記~』4月スタート

ドラマ
2020年01月28日
鈴木京香、黒島結菜

 2020年4月期のドラマBiz枠が『行列の女神~らーめん才遊記~』(テレビ東京系)に決定し、鈴木京香が主演、黒島結菜が共演することが分かった。

 本作は、久部緑郎・作、河合単・画の『らーめん才遊記』を原作に実写ドラマ化。ラーメン業界をけん引する「清流企画」社長・芹沢達美が苦境にあえぐラーメン店を救うフード・コンサルティングの物語。ビジネスを切り口に、コメディタッチで味付けた新たな食テーマ作品となっている。

 主人公・芹沢達美を演じるのは、テレビ東京連続ドラマ初出演・初主演の鈴木京香。芹沢は連日大行列が出来る人気ラーメン店のカリスマ店主で、フード・コンサルタントの芹沢が奇抜なアイデアと計算し尽された手法で、街のラーメン店を次々に繁盛店へと導いていく。

 共演には黒島結菜。料理の才能には秀でているが、天然で空気が読めない「清流企画」新入社員・汐見ゆとり役を演じる。ゆとりはコンサルティングの知識はゼロでも、ラーメンにかける情熱は本物で、おいしいラーメンをたくさんの人に食べてもらいたいという夢を持っている。

 ド天然のゆとりを、それでも育てようと課題を与える芹沢と、それに文句を言いながら必死で取り組むゆとり。そんな二人の凸凹の関係性も見どころの一つとなっている。

 芹沢やラーメン店で働く人々の悲喜こもごも、人間ドラマを通じて、ラーメン店だけではなくさまざまな飲食店にも通じるフード・コンサルティング、企業、経営のノウハウも描く。

 脚本は『LIAR GAME』『ハゲタカ』『イノセンス 冤罪弁護士』など、数多くの名作を手掛けた古家和尚。演出は『世にも奇妙な物語』創始者のひとりで『警部補・古畑任三郎』『僕の生きる道』を手掛けてきた星護と、『警視庁・捜査一課長』『相棒』『ミラーツインズ』などを手掛けた池澤辰也が担当する。

<役紹介・キャストコメント>

■芹沢達美役:鈴木京香
【役柄】
日本一のラーメン屋と言われる「らあめん清流房」の創業者であり、ラーメン専門のフード・コンサルティング会社「清流企画」の社長。業界のカリスマ。クールで、毒舌。仕事では周りにも自分にも超厳しい。だが、実は部下の成長を見守り、見えないところでフォローしたり、義理人情にも厚い。いつもゆとりにイラっとさせられるが、そこにはカリスマならではの深いワケがある。

【コメント】
◆ドラマ出演のお話を聞かれた際の感想を教えてください。

芹沢はもともと男性の役ですから、あえて女性の役としてオファーくださった理由を考えてみたりしました。今はフード・コンサルタント業とラーメンに、どれだけ夢中になれるかが大切だと思って取り組んでいます。

◆原作を読んだ感想を教えてください。

とても面白く、一杯のどんぶりで完結するラーメンという料理の奥深さを感じました。

◆今回の役作りとして、ラーメンを作る練習をされた感想をお聞かせください。

協力してくださるラーメン界の先生方のおかげで、ラーメン作りが日々上達しています。私オリジナルのラーメンが完成する日がくるよう励みます。

◆芹沢達美役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

生き生きと華やかな芹沢ではありますが、一転、仕事への取り組み方はとてもシビアでクールです。口ひげを生やしたビジネスマンのような気持ちで演じます。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

見終わった後、ラーメンがきっと食べたくなります。一話一話、おいしい一杯を極めます。

■汐見ゆとり役:黒島結菜
【役柄】
「清流企画」の新入社員。面接に遅刻したり、料理人を前に「おいしくない」と言い放つなど、天然ボケで空気が読めない。だが料理の才能は秀でており、一口食べれば素材を見抜き、芹沢も驚く新作ラーメンを作り出す。

【コメント】
◆ドラマ出演のお話を聞かれた際の感想を教えてください。

ラーメンが大好きというのと、ラーメンのお話だったので本当にうれしかったです。そしてすてきなキャストの皆さまと一緒にお芝居できることが楽しみで仕方なかったです。

◆主演・鈴木京香さんとは初共演とのことですが、印象をお聞かせください。

顔合わせの時にごあいさつさせていただいたのですが、とても優しい笑顔で迎えてくださって、すっと緊張が解けていくのを感じました。上司と部下という関係なので、私自身も現場で学ばせていただきたいです。

◆台本を読んだ感想を教えてください。

ラーメン屋さんのコンサルティングという仕事の面白さはもちろん、ほんの些細なことだけれど私たちが日々生活していく中で、とても大事なことが詰まっているお話だなと感じました。

◆汐見ゆとり役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

私の演じる汐見ゆとりは、ラーメン大好きで、いいも悪いも思ったことを素直に口に出して言ってしまう人です。そして、料理が天才的に上手という特技も持っています。面白いキャラクターを持った人を演じるのは難しさもありますが、楽しんで演じたものは皆さんにも伝わると思うので、一所懸命ラーメンバカになって楽しんで頑張ります。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

ラーメンが好きな方はもちろん、あまり食べない方も明日ラーメンを食べようって思ってもらえるようなドラマになったらいいなと思っています。そして、私が演じるゆとりの成長を温かく見守っていただけるとうれしいです。

<中川順平プロデューサー コメント>
近年、ラーメンの人気は衰えるどころか、ミシュランで星を得、外国人観光客が行列をなし、アメリカやヨーロッパでも繁盛店が出現と、もはや一過性のブームを超えた、ワールドワイドの人気ぶりです。もとの中国から、日本で進化、深化したラーメンは、最早、日本のソウルフードといっても過言ではありません。コンビニよりも店舗数が多く、それ故、その競争は他業種よりも遥かに熾烈。生き残り続ける店はほんの一握りに過ぎません。でも、そこには「味」だけではない、ラーメン店経営の秘密のノウハウがあるのです。主人公は、そんなラーメン業界のカリスマにして、強烈な個性の持ち主。原作では、スキンヘッドの男性です。ラーメンも、変人キャラも、あの鈴木京香さん本来のイメージとは、ものすごくギャップがあるのですが、だからこそぜひ見てみたいと思いました。美しくてゴージャスだけど棘もあるカリスマ像にご期待ください。
またシリーズが進むに従って明かされる、カリスマの胸の内も、今後の見どころになります。そして、天然キャラのゆとり役では、朝ドラや映画等で進境著しい若手女優の黒島結菜さんが、かわいくイラっとさせてくれます(笑)。「ラーメン」「お仕事」「コメディ」をかけ合わせた新・食ドラマ。お楽しみに!

『ドラマBiz「行列の女神~らーめん才遊記~」』
2020年4月クール
テレビ東京系
毎週(月)後10・00

BSテレ東
毎週(金)後9・00

原作:久部緑郎・作 河合単・画 協力:石神秀幸
脚本:古家和尚
監督:星護、池澤辰也

出演:鈴木京香、黒島結菜ほか

©熊谷貫 ©テレビ東京

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