講談師の神田松之丞改め六代目神田伯山が滝沢カレンと出演する『松之丞カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系(土)深0・10ほか)が、2月15日の放送からタイトルを『伯山カレンの反省だ!!』に改題する。
伯山がさまざまな現場にロケに出て、カレンとVTRで振り返りながら反省する番組。伯山が2月11日に真打昇進と同時に伯山を襲名したため、それに伴っての改題となった。2月8日の放送では伯山に「どんな番組名がいいと思います?」と聞かれたカレンが『カレン伯山のお茶の間会議』と提案。伯山は「自分(の名前)が先頭ですか?」と苦笑していた。
番組冒頭でカレンが新タイトルを発表すると、「松之丞」が「伯山」になっただけの違いに伯山は「こう来るとは思わなかった」と拍子抜け。自分のほうが名前の並び順が先で、「カレンさんのご期待に添えなくて」と申し訳なさそうに言うと、カレンも気になったようで「伯山が先か…」とぽつり。伯山は「そこでクレームがくるとは思わなかった!」とツッコミを入れた。
実はこの新タイトルはスタッフが姓名判断サイトで画数などを調べて大吉になるようにした結果決まったもので、それを聞いたカレンは「うれしい、テンションが上がる!」と感激。その後の収録ではカレンが「伯山さん」をかみまくり、伯山は「伯山の言い方が慣れなさすぎて、またカレンさんとの間に壁が出来そう」とぼやいて笑いを誘う。
また、この日は伯山ではなくカレンがロケを担当。浜口京子と東京スカイツリーで“仲良しぶらり旅”を敢行する。
<神田伯山 コメント>
名前が変わっても僕のスタンスは変わらず、楽しいです。これから徐々に変化など感じるのかもしれませんが、これからでしょうね。名前が変わったからといって急に変わられてもカレンさんも困りますよね(笑)。いつかカレンさんが「伯山さん」という言葉に慣れると完全になじむのかなと思います。ほかの方も「伯山さん」は「松之丞さん」よりも言いにくい言葉だと思うのですが、一番にカレンさんが慣れてくれたらうれしいです。
この番組はあまり肩ひじ張っていないバラエティーだと思うんです。僕、「ガールズちゃんねる」(女性向けのコミュニティサイト)を見たんですが、カレンさんのおかげでこの番組の評判がいいんです。これはいいことだなと。これからもガルちゃん民に喜ばれる番組作りをしていきたいですね(笑)。
<滝沢カレン コメント>
人物は変わらないのに名前が変わるのは不思議な感覚です。私としては、松之丞さんとお仕事ができて、伯山さんともお仕事ができるというのはすごく光栄なことだと思っています。
最初は伯山さんになったら笑わない男になるイメージがあったんです。こういう楽しい番組もやってはダメ、講談に集中しなさい、と言われたり。この番組も暇な時間でやるみたいなことになったらどうしようと思っていたんですが(笑)、そこは今まで通り変わらなかったので。その愛は変わらず持ち続けてほしいです。
この番組は、どこを見てもウソがないし、本当の私たちがいる。私たちはこの時間にいますから見に来てください、という感じです。視聴者の方と会話しているみたいな。そこが魅力ですね。
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