3月6日(金)公開の映画「仮面病棟」のジャパンプレミアが行われ、主演の坂口健太郎とヒロインの永野芽郁、共演の内田理央、大谷亮平、高嶋政伸、木村ひさし監督が登壇した。
本作は、現役医師作家・知念実希人のシリーズ累計100万部突破の傑作ベストセラー小説「仮面病棟」(実業之日本社文庫)を実写映画化。主演は映画単独初主演となる坂口健太郎。ヒロインに自身初のミステリー映画に挑む永野芽郁。共演に内田理央、江口のりこ、大谷亮平、高嶋政伸らが集結する。監督は『99.9-刑事専門弁護士-』の木村ひさし。主題歌は、UVERworldが本作のために書き下ろした楽曲「AS ONE」。
主人公・速水秀悟役を演じた坂口は「『仮面病棟』がついにお客様に披露されることに興奮しています」と語り「病院という密室での撮影は精神的な面も含めてとても大変でしたが、後半にかけて力を振り絞って演じた甲斐があった」と完成した本作に大満足の様子。
ヒロイン・川崎瞳役を演じた永野は「20歳を迎えて初めての作品なので、とても思い入れのある作品になりました」と感慨深げに語り「本作でこれまで触れてこなかったミステリージャンルの面白さを発見した」と明かした。
佐々木香役を演じた内田は「(本作を観てから)誰も信じられなくなり、人間不信になりました」と明かし、小堺司役を演じた大谷は「この衝撃的な作品に参加できたことを光栄に思っています」、田所院長役を演じた高嶋は「とにかく面白いのでご期待ください!」とアピールした。
木村監督は大人気小説を映画化するにあたり「原作の持つ謎解きのスピード感を大切にした。ようやくお客様に観ていただけます!」と自信を込めて語った。
ここで、本作が「病院の仮面の下に隠された真実が衝撃的な作品」であることにちなみ、登壇者が“誰にも明かしていない秘密”を明かすことに。
事前に書いたフリップを一斉に見せると、その内容にキャストも観客も興味津々。坂口は「帰京日を1日延ばして、北九州市のエキストラやスタッフと苦労を労う打ち上げをした」という秘密を明かした。
続いて、本作に登場するピエロがウソ発見器を持って登場。永野がウソ発見器を使ってキャストたちのウソを暴くことに。「役者はみんな大ウソつきだから」と自信を見せる高嶋は「主演は坂口より自分の方が合っている」という質問に対し、クールな顔で「いいえ」と答えるも、ウソ発見器は見事に反応。慌てて坂口をベタ褒めするが、すればするほどウソ発見器の波形は大きくなり、会場は爆笑に包まれた。
大谷への「渋くてすてきな声だが、実は裏声である」という質問にはウソ発見器は反応を示さず、大谷も安堵した様子。
内田は「撮影中、一刻も早く撮影現場から脱出したかった」という質問に冷静に「いいえ」と答えるものの、ウソ発見器はわずかに反応。内田は撮影時には明かされなかった本心に「密室の病院が怖くて、って意味です!」と必死にフォローした。
坂口は「ずばり『仮面病棟』のピエロは、私である!」という質問に、余裕なそぶりで「いいえ」と答えるものの、ウソ発見器にはこれまでにない大きな反応が。映画上映前にまさかのネタバレかと会場中がざわつき、坂口も動揺。ここで、MCから実はこのウソ発見器はスタッフが操作していたことが明かされ、坂口は「本当にびっくりして汗をかいちゃいました。本当のところはスクリーンで確かめてください」と語った。
最後に永野は「本当にあっという間に時間がたってしまう映画です。謎を解いていく感覚がこんなに面白いんだと実感できると思います」と。
坂口は「初めて本作をご覧になる皆さんなのでとにかく楽しんでください。“体験型”というまるで自分が本当にその場で謎解きをしている感覚になれると思います」と<謎解き体感ミステリー>である本作の楽しみ方をアピールした。
映画「仮面病棟」
3月6日(金)公開
<ストーリー>
その日、病院は仮面の凶悪犯に占拠された。閉じ込められたのは、一夜限りの当直医の速水と凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳。密室と化した病院から脱出を試みる2人は、次々と不可解な異変に遭遇する。この病院には、何かある――。病院≪なぞ≫の仮面に隠された<衝撃の真実>とは。謎を解くまで逃れられない、究極のノンストップ脱出ミステリー。
出演:坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、江口のりこ、大谷亮平/高嶋政伸
原作:知念実希人『仮面病棟』(実業之日本社文庫)
主題歌:UVERworld「AS ONE」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:木村ひさし
脚本:知念実希人、木村ひさし
脚本協力:小山正太、江良至
音楽:やまだ豊
製作:映画「仮面病棟」製作委員会
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:kamen-byoto.jp
©知念実希人/実業之日本社
©2020 映画「仮面病棟」製作委員会