乃木坂46の4期生11人が、映像配信サービス「dTV」で独占配信される『サムのこと』『猿に会う』でドラマ初出演を果たすことが分かった。
本作は、直木賞作家・西加奈子の初期の同名短編小説2作品を実写ドラマ化。両作品に共通するテーマは“青春時代の葛藤とそれを乗り越えていく希望”。乃木坂46 4期生は本作がドラマ初出演となり、『サムのこと』では遠藤さくら、『猿に会う』では賀喜遥香が共にドラマ初主演を務める。
『サムのこと』は、同じアイドルグループのメンバーだった1人が亡くなったことをきっかけに久々に集まった元メンバーの4人が当時を振り返る過程で、仲間を失った喪失感が生きる希望へと変わっていく模様を描いた群像劇。
自由奔放で独自の世界観を持つ主人公・サム役を遠藤さくらが演じる。さらに、LGBTであることをメンバーに隠し続けるアリ役で早川聖来、ストレスが原因でアルコール依存症になるキム役で田村真佑、SNSでアイドルである妹のネガキャンを行うモモ役で掛橋沙耶香、占いに傾倒してしまい、借金まみれになるスミ役で金川紗耶、姉からのネガキャンでメンタルをやられ引きこもりになるキララ役で筒井あやめ、サムたちがよく通うカラオケボックス店員役で矢久保美緒が出演する。監督は、映画「重力ピエロ」「見えない目撃者」などを手掛ける森淳一。
『猿に会う』は、コンプレックスを抱える仲良し女子大生3人が日光への旅行を通じて、殺人事件などさまざまなトラブルに見舞われながらも、それぞれの人生を見つめ直すロードムービー。
耳に大きなホクロがあるというコンプレックスを抱える主人公・まこ役を賀喜遥香が演じる。さらに、しっかり者で物事を四捨五入しがちな性格のきよ役で清宮レイ、今まで男性とお付き合いした事がなく歯の矯正をしているさつき役で柴田柚菜、まこたちと同じ大学に通う少しイケてるタイプの女子大生・涼子役で北川悠理が出演する。監督は、乃木坂46をはじめ、ゆず、Mr.Childrenなど300組以上のMVやコンサート映像を手掛け、乃木坂46ファンからの支持も厚い高橋栄樹。
本作の配信を記念して、3月17日(火)に都内で『サムのこと』『猿に会う』配信記念イベントを開催。dTV会員を対象に250組500人を募集する。応募方法は公式サイトをチェック。
また、dTVでは乃木坂46が出演している「あさひなぐ」「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」「コープスパーティー」なども配信中。
『サムのこと』
配信日時:3月20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)
配信話数:全4話 (各話 約20分)
出演:遠藤さくら、早川聖来、田村真佑、掛橋沙耶香、金川紗耶、筒井あやめ、矢久保美緒 ほか
原作:「サムのこと 猿に会う」西加奈子(小学館文庫)
監督:森淳一
脚本:三嶋龍朗
チーフプロデューサー:上田徳浩
プロデュース:鈴木健太郎、備前島幹人
プロデューサー:龍貴大、西ヶ谷寿一、横山蘭平
協力:秋元康
<ストーリー>
アリ、キム、モモ、スミ、サムは元アイドルグループ。パッとすることもなくグループは解散しメンバーは各々違う人生を歩み始めていた。解散してから1年後のある日、サムが事故死する。その通夜でメンバーたちは久しぶりに再会する。アイドルだった10代の頃のように他愛もない話に花を咲かせた残されたメンバーたちは、彼女との思い出を語りだす。しかし、その誰もが自由奔放で独自の世界観を持つ「サム」と呼ばれた彼女の素性も、家族構成さえも知らなかった。サムの思い出を語るうちに自分たちがそれまで言えなかったことを告白する。
思い出話の最中に明るみになる「サム」というあだ名の由来、事故ではなく自殺だった可能性、そして、お通夜の最中に死んだはずのサムからメッセージが届く…。
<キャラクター紹介>
サム(遠藤さくら)…自由奔放で独自の世界観を持つ本作の主人公。おせっかいでしつこい性格でメンバーから疎まれる存在だったが、アイドルグループを解散してから1年後に事故死する。
アリ(早川聖来)…LGBTであることをメンバーに隠し続けるが、ある日サムにバレてしまう。
キム(田村真佑)…ストレスが原因でアルコール依存症に。翌日の失敗談は数知れず。
モモ(掛橋沙耶香)…妹の順調なアイドル活動に嫉妬し、ネットで妹へのネガキャンを行ってしまう。
スミ(金川紗耶)…幽霊&オカルトマニアで占いにもハマりすぎて借金地獄へ。
キララ(筒井あやめ)…モモの妹。姉からのネガキャンでメンタルをやられ、引きこもりになる。
カラオケ店員(矢久保美緒)…サムたちがよく通うカラオケボックスの店員。
<コメント>
■遠藤さくら(18)
最初は演技に対して苦手意識が強かったのですが、今回この作品でお芝居に携わらせていただいて、いろいろな発見があって楽しいと思えるようになり、とてもいい経験になったなと思いました。
■早川聖来(19)
初めてのことが多くて分からないことがたくさんありましたが、スタッフさんやメンバーのみんなが助けてくれたので、新鮮な気持ちで撮影を楽しむことができました。
■田村真佑(21)
最初は緊張していましたが、演技をたくさん重ねることで徐々に緊張がほぐれて楽しく撮影できました。
■掛橋沙耶香(17)
イントネーションやテンションがとても難しくて、自然に演じようと思ったら暗くなりすぎてしまうこともあり、反省点が多いです。でも、みんな和気あいあいとして楽しい現場でした。
■金川紗耶(18)
このドラマの撮影が始まって、いろいろな人とコミュニケーションをとることは、とても楽しいなと思いました。初めてのドラマ撮影は難しいことも多かったのですが、とても楽しく撮影ができました。
■筒井あやめ(15)
撮影はとても緊張しましたが、カメラがまわると気持ちを切り替えて撮影に挑みました。普段の私と役どころがかなり違うなと感じたので、演技がうまくできるか不安でしたが、自分なりに頑張りました。
■矢久保美緒(17)
私の役は本編に少ししか出ないのですが、少しだからこそ皆さんの記憶に残るよう演じることを意識しました。これまでに舞台で演技はやらせていただいたのですが、映像の演技は初めてなので頑張りたいと思います。
『猿に会う』
配信日時:4月予定
配信話数:全4話(各話 約20分)
出演:賀喜遥香、清宮レイ、柴田柚菜、北川悠理 ほか
原作:「サムのこと 猿に会う」西加奈子(小学館文庫)
監督:高橋栄樹
脚本:穐山茉由
チーフプロデューサー:上田徳浩
プロデュース:鈴木健太郎、備前島幹人
プロデューサー:龍貴大、西ヶ谷寿一、横山蘭平
協力:秋元康
<ストーリー>
まこ、きよ、さつきの3人は教室の少し端っこにいるような仲良し女子大生3人組。皆実家暮らしで同じ大学に通って同じサークルに所属している。きよは、昔から何でも四捨五入するのがクセ。中学の頃からさつきは、きよの後ろにいつもくっついて歩いていた。まこはリア充の妹のぞみに対する劣等感がある。そんな3人がさつき提案で冬休みに日光東照宮に行くことになる。東照宮には日本有数のパワースポットがあり、恋愛にご利益があるのだという。しかし、まことさつきは年齢=彼氏いない歴だが、きよは既に恋愛経験済み。そんな中はじまる旅の道中で出会う占い師アキラ。テレビが伝える殺人事件の犯人逃亡のニュース。果たして3人は日光の地へ無事にたどり着くことができるのか。
<キャラクター紹介>
飯田まこ(賀喜遥香)…人の話を聞き逃すので、きよによく怒られる。また、両耳に大きなホクロがある。
蒼井きよ(清宮レイ)…しっかり者で物事を四捨五入しがちな性格。また、近眼で眼鏡をかけている。
明石さつき(柴田柚菜)…おっとりした性格で今まで彼氏がいた事がない。また、歯の矯正をしている。
川瀬涼子(北川悠理)…まこたちと同じ大学に通う少しイケてるタイプの女子大生。
<コメント>
■賀喜遥香(18)
まさか4期生全員でドラマをやらせていただけるなんて思ってもいなかったのですが、やるからには良い作品にしたいです。4期生はまだまだ経験が浅いので、多くの人がいる中で演技をするのはとても緊張しますが、今回の経験を通してまた一つ成長できればなと思うので、頑張ります!
■清宮レイ(16)
ドラマの演技は細かいところまでしっかりと表現しなければならないと思うので難しいのかなと思いますが、私自身、ドラマ見るのが大好きなので、少しでもうまく演じられたらなと思います!
■柴田柚菜(16)
今は楽しみだなという気持ちと、頑張ろうという気持ちが大きいです。演技がどれだけできるか分からないので不安はありますが、みんなで良い作品がつくれるように、精いっぱい頑張ります!
■北川悠理(18)
すてきな機会を頂けたことにとても感謝しています。私は、1クールに12本以上のドラマを見るほどの、大のドラマ好きなので、ドラマに出演させていただくことは私にとって大きな夢の一つでした。今回の経験を次につなげられるよう、たくさんのことを吸収するつもりで頑張りたいと思います!
番組公式サイト:https://nogizaka46.dtv.jp
番組公式Twitter:https://twitter.com/dtv_nogizaka46
©西加奈子・小学館/エイベックス通信放送