2月28日(金)放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ)は、Kis-My-Ft2を特集する。
番組では、昨年のクリスマスにグループでパーソナリティーを務めた『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』、そして、横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永の初主演舞台初日の姿を追う。
舞台「○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~」の主演を務める4人は稽古に臨んでいた。舞台は、横尾と千賀、そして、宮田と二階堂の二組に分かれ、それぞれのペアが同じ設定の兄弟を演じる。
盲目の兄を演じる宮田は、稽古で目が見えないことをなかなかリアルに表現できず苦戦していた。そんな中、弟役の二階堂と共に迎えた初日。宮田は相手を一切見ないという演技で、役を作り上げていた。無事初日を終えた宮田は「音だけで芝居するのは不安だった。でも二階堂の声はずっと聞いているから、頼りになりますよね。音だけを頼りに芝居すると、やっぱり二階堂の声はいいなと思いました」と語る。
舞台に出演する4人が、盲目の兄とそれを支える弟を一層大切に演じようとしていた理由に、Kis-My-Ft2がパーソナリティーを務めた『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』があった。
この番組は、目に障がいのある人が暮らしやすい社会を作るため、音の出る信号機を設置することなどを目的に募金を呼び掛ける24時間のラジオ生放送。毎年恒例クリスマスのこのチャリティ番組のパーソナリティーを、Kis-My-Ft2は2年連続で務めている。
生放送スタートから23時間が過ぎ、番組が大詰めを迎えたころ、目に障がいのある子供たちが歌を披露するためにスタジオにやって来た。
子供たちは、この日を楽しみに「あわてんぼうのサンタクロース」を練習してくれていた。メンバーを代表し、合唱の伴奏を担当することになっていた千賀も、この日のためにピアノの練習を重ねていた。子供たちは楽器を打ち鳴らし、元気いっぱいに歌う。メンバーは合唱する姿をほほ笑みながら見つめ、子供たちの思いをしっかりと受け止める。
曲の途中、二階堂は涙がこぼれないように天井を見つめていた。合唱が終わり、番組の締めとなるコメントで、二階堂は「笑顔というテーマで今年やらせていただきました。視覚障がいのある方が安全に暮らせるまちづくりをしていきましょう」とあふれる涙とともに言葉を絞り出した。
生放送終了後、二階堂は「目が見える人たちからしたら理解が難しいのかなと思っていた。でもラジオ・チャリティ・ミュージックソンをやらせていただいて、理解しようよ、何でしようと思わないのかなといろいろ考えるようになって。何年ぶりだろう、あんなに泣いたの」と語った。
また昨年、Kis-My-Ft2はグループとして初となる海外パフォーマンスを成功させた。番組では、台湾でのイベントに向け、中国語レッスンを受ける7人の様子にも密着。北山宏光は「海外で仕事する仲間が増えてきて、時代も変わってきて、やっぱり視野として持っていないと。ワクワクするじゃないですか。どうなるんだろう、どこまでいけるんだろう」と将来の夢を語る。
『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』
フジテレビ(関東ローカル)
毎週(金)深0時55分~1時25分
テーマ:「Kis-My-Ft2~10年目への飛躍~」
Kis-My-Ft2(北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣)
ナレーション:風間俊介
メインテーマ:山下達郎『RIDE ON TIME(2018 NEW VOCAL VERSION)』
番組公式HP:https://www.fujitv.co.jp/RIDEONTIME/
©フジテレビ