浜崎あゆみの自伝的小説が初めてドラマ化される『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系 4月スタート(土)後11・15)で、安斉かれんと三浦翔平がW主演を務める。
昨年7月に発売された原作は、作家・小松成美さんが浜崎への取材を基に執筆。歌姫の誕生に秘められた出会いと別れの物語で、浜崎とエイベックス・松浦勝人会長が過去に交際していた事実が明らかになり、大きな話題を呼んだ。
福岡から上京してトップスターに上り詰めるアユ役は、安斉。「ポスギャル(ポストミレニアルギャル)」と呼ばれる次世代型ギャルとしてファッション・メディアに登場し、昨年5月1日の令和元日に歌手デビューした新星が抜擢された。
本格的な演技は初挑戦で、ドラマ主演も初めて。安斉は「自分なりにこの作品がどうやったらより良くなるかをたくさん考えて臨みたいと思っています。少しでも多くの方に楽しんでもらえる作品になればうれしいです」と意気込む。
いっぽう、三浦は人生を懸けてアユをプロデュースするマサ役。今年だけでも『教場』や『アライブ がん専門医のカルテ』に出演。プライベートでは妻の桐谷美玲が第一子を妊娠しており、もうすぐパパとなる。公私共に順風満帆だ。
意外にも地上波ドラマは初主演。三浦は「良くも悪くも、ものすごく注目される作品だと思いますので、エグいプレッシャーを感じています…」と吐露しつつも、「浜崎あゆみさん、松浦さん、お二人に携わる全ての方たち、何よりあゆのファンの方々に納得してもらえるようマサ役を全力で全うしたいと思います」と誓っている。
脚本は、放送作家の鈴木おさむさんが担当。90年代のヒットナンバーと共に、音楽業界の光と影も描かれる。
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©小松成美著・幻冬舎刊