3月23日(月)に最終回を迎えるドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ)に出演する藤ヶ谷太輔、奈緒のクランクアップコメントが到着した。
<クランクアップコメント>
■藤ヶ谷太輔/須藤壱晴 役
すごく良いチームでした。そして良い作品、それに尽きます。それぞれのキャラクターも愛おしい。監督の持っている世界観と女性ならではの目線とか、すごく親身になっていろいろ話をしてくださったので、良いチームで救われたなと思っています。このドラマは、物語がキラキラした恋愛だけじゃないので、すごく重いシーンや、しっかり沈むようなシーンも続いたりするんですけど、本番以外の場面ではチームで明るく楽しく、やる時はやるみたいな、すごくメリハリのあるチームだったので、助かりました。とても楽しかったです。
初めのころは、声のリズムとか緩急とか、壱晴のミステリアスな雰囲気の塩梅を探すのが難しかったです。壱晴がどういう気持ちでいるのか、考えすぎてしまったり…。最後、壱晴は大事なシーンで、桜子の大切さに気づくんです。自分で演じておきながらですけど、監督や奈緒さんと「壱晴と桜子には、幸せになってほしいよね」って話をしました。「(相手を)受け入れる」って言葉だと当たり前に感じるけど、撮影を通して、あらためてその大切さと難しさを感じましたね。本当にできるのか、と。
壱晴自身も、自分で乗り越えなきゃいけないトラウマがあって、自分自身のことがよく見えていなくて、桜子を振り回してしまうこともあると思うんです。だから、皆さんにも温かく見守っていただければ。
このドラマの大きなメッセージとして、作品をご覧になった方が、自分も恋愛してみようかなとか、あの人どうしてるかなとか、恋とか愛について一歩踏み出せるような、考える時間ができるような作品になっていますので、皆さんにも、そういうのを思い浮かべていただけたらうれしいです。
■奈緒/本橋桜子 役
本当にあっという間で、すごく濃ゆい毎日で、本当はもっともっと現場にいたいので、寂しいです。「やめるときも、すこやかなるときも」は、読んだ時から大好きな作品なので、完成してすごくうれしく思います。
藤ヶ谷さんは、お会いするまではクールな印象があったんですけど、そんなことはなくて。ラブストーリーで、壱晴さんとして、そこにいてくださることが、とても信じられる方でした。ご一緒できて、すごくお芝居も楽しかったですし、空き時間もチーム全体に気を配ってくださっていて、現場の空気を作ってくださいました。松江での撮影はとても思い出に残っていて、短いながらも共演者の皆さんと、スタッフさんたちと楽しみながら撮影することができました。
この作品はラブストーリーなんですけど、もちろん桜子と壱晴の結末を知って、もう一度初めから観ても2人の細かな心情というのが、すごく皆さんに楽しんで観ていただけるのではと思います。家族とか、周りの方たちとも、ぜひお話ししてみてください。
壱晴さんと桜子の、最後の瞬間まで、よろしくお願いします。
YouTube「シンドラ公式チャンネル」では、最終話の放送を前に、9話までを2分弱で振り返る動画も公開中。
https://www.youtube.com/watch?v=oEjBGFdncAQ
『やめるときも、すこやかなるときも』最終話
日本テレビ
3月23日(月)深0・59~ (動画配信サービス「Hulu」でも配信)
©NTV・J Storm