『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)に出演する北大路欣也、桑名愛斗がクランクアップを迎えた。
心(松下奈緒)の夫・匠(中村俊介)の父親で、脚本家・恩田京太郎を演じた北大路の最後の撮影は、心とその息子・漣(桑名)と共に、薫(木村佳乃)の見舞いに訪れるシーン。最後のカットを撮り終え、「北大路欣也さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手とともに松下から花束が贈られた。
北大路は「初めて演じた役柄で戸惑いもありましたが、慣れてきたかなと思ったら終わりを迎えて寂しいです。ドラマの中の家族たちに支えられ、励まされ、時にかわいい孫の漣くんに鍛えられながら(笑)撮影することができました。この作品の患者さんに寄り添う姿勢に感動しました。明るい希望を感じられる、そんな作品に携われたことが幸せです」とあいさつした。
続いて、クランクアップを迎えた桑名の最後の撮影は、桜が舞う中、進級した漣が友達と登校するシーン。最後のカットを撮り終えると“心ママ”がサプライズで登場。この日は午後からの撮影予定だった松下だが、“最愛の息子”のために予定を早めて収録現場に駆けつけた。
桑名は「撮影楽しかったです!ありがとうございました!」と笑顔であいさつ。そして、桑名からもサプライズプレゼントとして、松下や監督らに直筆の手紙が贈られた。
<最終回(3月19日(木)放送)あらすじ>
困難を乗り越え、医師として、友人として、強く信頼しあえる関係を築いた心(松下奈緒)と薫(木村佳乃)。そんな矢先、薫は乳がん手術から5年目の検査で、がんの再発が判明。その告白を受けた心は、二人で乗り越えようと誓い合う。
しかし、薫の病状は重く、手術は難しい。それでも薫は抗がん剤治療を受けながら、外科医としての仕事を続けたいと心に頼む。
一方、心の国立がん医療センターへの移籍の話も期限を迎えようとしていた。医師としての将来を思う阿久津(木下ほうか)にも決断を迫られるのだが、薫の件もあり、心は答えることができない。
また、研修期間が終わろうとしている結城(清原翔)と夏樹(岡崎紗絵)もどの科に行くか決めかねていた。佐倉莉子(小川紗良)が化学療法室で治療を受けていると薫がやってくる。
治療を受ける薫に驚く莉子。だが、莉子も既にがんと闘う決意に満ちている。莉子は戸惑っていた職場への病気の報告も済ませ、今はフリーペーパーの編集も手伝っていると薫に話す。そんな二人を、同じく抗がん剤治療を受けていた橘千寿子(三田寛子)が見ていた。
二人の女性医師、そしてそれぞれの医師たちに、変革と旅立ちのときが訪れようとしていた。
『アライブ がん専門医のカルテ』
フジテレビ系
最終回 3月19日(木)後10時~10時54分
<出演者>
松下奈緒、木村佳乃
清原翔、岡崎紗絵、小川紗良/田辺誠一
藤井隆、木下ほうか・北大路欣也
最終話:三田寛子、佐津川愛美
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