日本でもDVDのリリースが続く全米大ヒットドラマ“シカゴ”シリーズのキャストが、シリーズの魅力や思いを語った。
最新シーズンが終了したばかりの「シカゴ・ファイア」でケリー・セブライド役を務めるテイラー・キニーは、「僕らは本当のストーリーを語るためにベストを尽くしている。消防士たちが経験していることを基にしているから、消防署でどういうことが起きているか見たり、一緒に消防車に乗ったりすることは助けになる。(消防士たちの)クラフトや仕事ぶりに浸ることで、彼らのストーリーを画面上でしっかりと見せられるんだ」とコメント。
マシュー・ケイシー役のジェシー・スペンサーも、「友達が時々セットに来るんだけど、僕らが同じことを何度も繰り返しているのを見て驚いていたよ。番組の中で僕らが階段を上がっていくのを一度見たとしたら、多分それを25回とかやっている。僕ら全員がけがをしたことがあり、アスリートみたいなものだよ。撮影現場に行くと、136Kgの男をかついだり、その人を20回持ち上げないといけなかったりするんだからね(笑)」と肉体面の準備をすることはこのドラマに重要不可欠だと語る。
「シカゴP.D.」のジェイソン・ベギー(ハンク・ボイト役)にシカゴで撮影することのメリットを尋ねると、「夫や妻について最も好きな部分はどこかと聞くみたいなもの」としつつ、「時々、彼女(シカゴ)は冷たくて厳しい。でも、彼女は僕らの母親みたいなものだ。彼女はただ料理をしたり、僕の面倒を見てくれるだけじゃない。シカゴはすべてなんだ」とぞっこんの様子。
「シカゴ・メッド」のニック・ゲルファス(ウィル・ハルステッド役)は、他の医療ドラマとの違いを「クロスオーバーがあること」を挙げ、「ある意味『シカゴ・メッド』は他の2つの番組の一部であるということなんだ。また、僕らには精神科医がいるということだ。どの医療ドラマにも、精神科医が出てきたことが少ないと思う。それは今、この番組で僕がお気に入りの部分の一つだよ。ドクター・チャールズは精神科医なんだ。僕らは毎週、精神病のケースを扱っているけど、精神病はとても重要なトピックだと思う。そして、この番組のおかげで、今そういうことについて話す心の用意が出来たんだ。僕らがエンターテインメントに携わり、精神病などにつきまとう悪いイメージをいくらか和らげていることをうれしく思っているよ」と自負した。
現在日本では「シカゴ・ファイア シーズン6」DVDがリリース中。「シカゴP.D. シーズン5」DVDが4月8日(水)、「シカゴ・メッド シーズン2」DVDが5月8日(金)と立て続けにリリースされる。
「シカゴ・ファイア シーズン6」DVD リリース中
「シカゴP.D. シーズン5」DVD 4月8日(水)リリース
「シカゴ・メッド シーズン2」DVD 5月8日(金)リリース
海外ドラマ“シカゴ”シリーズ公式サイト www.chicago-tv.jp
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