6月5日(金)に封切りを予定していた映画「朝が来る」の公開延期が決定した。
配給の株式会社キノフィルムズは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公開日の延期を決定。今後の公開予定は、決定次第、公式サイトおよび公式Twitterでアナウンスされる。
本作は辻村深月の同名小説を映画化。永作博美、井浦新演じる実の子を持てなかった夫婦と、蒔田彩珠演じる実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」で新たに芽生える家族の絆と葛藤を描いたヒューマンドラマ。
「朝が来る」
公開日未定
原作:辻村深月
監督・脚本・撮影:河瀨直美
出演:永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子
公式サイト:http://asagakuru-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/asagakuru_movie
<監督・河瀨直美 コメント>
まずは、コロナウィルスの感染拡大に伴う皆様の生活が一刻も早く元の状態に戻りますように。そして安心安全な状況でできるだけ早く映画館に人々が足を運べる状況になることを願っています。
去年の今頃、「朝が来る」の世界で俳優たちは役を積み、そこで生きていました。それと同じにスタッフもその人生の旅を共にしていました。今年、ようやく皆さんの前に彼らの生きた時間を観ていただけることを楽しみにしていましたが、止むを得ず「延期」ということになりました。今は皆で一致団結してコロナを終息に向かわせ、人々が垣根なく触れ合える時間を取り戻せますように。それは、「朝が来る」で描いた「光」の先の世界にも通じていると思っています。