伊藤淳史×寺尾聰コンビ再び!『白日の鴉』第2弾 5・10放送

ドラマ
2020年05月04日
『白日の鴉』
『白日の鴉』

 伊藤淳史と寺尾聰が共演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『白日の鴉2』が、5月10日(日)午後9時から放送される。

 2018年1月放送の『白日の鴉』に続く第2弾。作家・福澤徹三の警察小説を原作に、伊藤演じる真っすぐな正義感を持つ熱血交番巡査の新田真人と寺尾演じる世の中の酸いも甘いも知り尽くした老弁護士「ゴミジン」こと五味陣介のコンビが難事件に挑む姿を描く。

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 今作では、一人暮らしの老人を狙ったオレオレ詐欺が発生。新田はバイト感覚で罪の意識なく“受け子”となった学生を逮捕するが、背後にいる黒幕にはたどり着けないのが今の捜査の現実だった。それでも新田が五味とひそかに黒幕を追い始める中、受け子が殺人事件の容疑者となってしまう。

 伊藤は、寺尾に「前作の現場の中盤ぐらいからその優しさに甘えさせてもらっていたんですけれど、今作では初日から寺尾さんにすべて甘えて楽しくやらせていただきました」と全幅の信頼を寄せ、「パート2では前作以上にこの二人のコンビ感が、より深いところまでお見せできるんじゃないかなと思っています」とアピール。

 寺尾も「役を面白おかしく演じる人もいますが、伊藤君の場合、真っ正面に役を受けとめて、真面目な警官としてすごく正直に演じています。それがとてもいいんです」と伊藤を高く評価し、「プロデューサーや誰かから何も言われていないのに、撮影しながら伊藤君と、これパート3のときにさ…って話したりしています(笑)」と早くも第3弾を見据えている。

『白日の鴉』
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<伊藤淳史(新田真人役) コメント>
 もう一度同じ役をやれるというのは、なかなか自分がやりたいと思ってもやれるものではありませんので、それはもう純粋にうれしいです。ただの刑事ドラマではないという意識で前作から取り組んできましたが、この作品にはそれぞれの人間模様の面白さがあり、今回もその良さもちゃんと自分の中で感じていきながらやっていけたら、と思います。
 新田という役は、正義感が強くて真っすぐな性格なので、知らず知らずに罪を犯した人たちへ同情してしまったりするタイプです。でも、そういう一面がありつつも、でもやっぱり悪いことは悪いということも訴えていかなきゃいけないということを寺尾さんがおっしゃられて。台本にはない部分ですが、今作ではそういうことをあらためて感じて演じさせてもらいました。
 寺尾さんとは前作で初めてご一緒させていただきましたが、大先輩の役者さんということで最初は正直とても緊張していたんです。でも、実際に現場が始まったら、いつもすごく穏やかで優しくて。前作の現場の中盤ぐらいからその優しさに甘えさせてもらっていたんですけれど、今作では初日から寺尾さんにすべて甘えて楽しくやらせていただきました。なのでパート2では前作以上にこの二人のコンビ感が、より深いところまでお見せできるんじゃないかなと思っています。

『白日の鴉』
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<寺尾聰(五味陣介役) コメント>
 ドラマを作るとき台本に書かれたものをどう演じていくか、大事にその一つ一つを掘り返します。今作ではオレオレ詐欺の受け子の子が出てきますが、その受け子をどう扱ったらいいか、演じている僕らがもう少しちゃんと伝えなきゃいけない、そう考えながら作っています。テレビのニュースでもオレオレ詐欺事件はたくさん報じられていますが、特に受け子のポジションは罪の意識が少ない場合が多い気がします。だからといって罪の意識のないドラマを作っちゃいけないと思います。
 そういったことを考えながら僕らは、その流れの中で飛んだり跳ねたり、いろいろやっています。だから、そのときに共演する相手がすごく大事です。役を面白おかしく演じる人もいますが、伊藤君の場合、真っ正面に役を受けとめて、真面目な警官としてすごく正直に演じています。それがとてもいいんです。だから、またやろうぜと思えるんです。プロデューサーや誰かから何も言われていないのに、撮影しながら伊藤君と、これパート3のときにさ…って話したりしています(笑)。

©テレビ朝日

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