新型コロナウイルス感染拡大防止のため公開を延期していた映画「ルース・エドガー」の新たな公開日が6月5日(金)に決定した。
本作は人間の謎めいた本質、アメリカの理想と現実をえぐり、全米で絶賛されたサスペンスフルなヒューマンドラマ。2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映されるや批評家の絶賛を博し、全米の賞レースで20を超える賞のノミネートを達成。深刻な矛盾をはらんだアメリカ社会の現状をリアルにえぐり出し、人種、容姿、階級、学歴、思想、信仰など、人間の“価値”は何によって決定されるのかを問いただしている。
ジュリアス・オナー監督は、「人間は単純ではなく、複雑な生きものです。他人からの一辺倒な期待を背負って生きる、という事は、自分の人間性が剥がされる、ということです。『どのような時に』また『どんな人たちが』生きる自由を与えられているのかについて、ぜひじっくりと考えていただきたいです」とメッセージを寄せた。
購入済みのムビチケオンライン券(前売券)は、延期後の上映にも使用可能。
『ルース・エドガー』
2020年6月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
出演:ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ケルヴィン・ハリソン・Jr.・ティム・ロス
提供:キノフィルムズ
配給:キノフィルムズ/東京テアトル
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