大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)に出演する山口馬木也からコメントが届いた。
山口が演じるのは、今川氏の家臣・朝比奈親徳。太原雪斎亡き後、側近として軍事・政治両面で義元を支え、特に今川の三河統治において絶大な力を誇った人物。
2013年の『八重の桜』で江本武揚を演じて以来の大河ドラマ出演となる山口は「舞台とは違った大河ドラマ独特の雰囲気を久々に味わい、また周りの人の期待にも応えなくてはという思いもあり、撮影初日は特に緊張しました」と。
山口が演じる朝比奈は、今川義元(片岡愛之助)の側近という役どころ。「朝比奈という人物自体が調べても情報量が少なく、難しい役でした。共演した愛之助さんは、年も近くてとてもフレンドリーで、お仕えするにあたって申し分なかったです(笑)」と撮影を振り返った。
作品については「池端先生の脚本の魅力ももちろんですが、大河ドラマには日本の時代劇のよさが集約されています。一番の見どころは明智光秀目線の物語だということだと思います。光秀の視点で見るこの時代に、群像劇としてさまざまなキャラクターが登場します」とPR。
そして「自分には自分のストーリーがあるのはもちろんですが、朝比奈も、この場所のこの時点では主役だったと。視聴者の皆さんに何か共感していただけるところがあればいいなとも思っています。僕らの知っている『本能寺の変』『謀反人』といったイメージの明智光秀が今後どのように描かれていくのか、一視聴者としてもとても楽しみです」とコメントした。
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・43
©NHK