第72回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞!「その手に触れるまで」6・12公開決定

映画
2020年06月01日

 第72回カンヌ国際映画祭で、監督賞を受賞した映画「その手に触れるまで」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため公開を見合わせていたが、6月12日(金)より公開されることが決定した。

 本作は、世界の巨匠、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟による最新作となる。主人公はベルギーに住む、13歳の少年アメッド。どこにでもいるゲーム好きの普通の少年だったが、尊敬するイスラム指導者に感化され、過激な思想にのめり込んでいく。そんなある日、学校の先生をイスラムの敵を考え、抹殺しようとしてしまう…。

 狂信的な考えに囚われてしまった少年の気持ちを、変えることができるのだろうか。しかし、人の変化は急には起こらない。多くの人たちとの関わり合いの中から、その人なりの正解が見えてくるのだ。

 いくつもの出来事を積み重ね、感情が変化する様子を丁寧にすくいとった本作品。‟特別な子供”ではなく、“すぐそばにいる子供”の成長を見届けるような温かさをもって、ダルデンヌ兄弟にしか描けない、普遍的でいて、これまでにない少年の物語が誕生した。

 ウォルター・サレス監督も称賛を贈り、「鮮やか!作品の強度に驚嘆する」(「ガーディアン」)、「シンプルでいて、心を掴んで離さない!」(「ヴァラエティ」)と各メディアが絶賛した映画「その手に触れるまで」。ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで、いよいよ6月12日(金)から全国順次ロードショーを開始する。

<動画>
■「その手に触れるまで」予告編 6/12(金)公開!

<作品情報>
映画「その手に触れるまで」
2020年6月12日(金)全国順次公開

キャスト:イディル・ベン・アディ、オリヴィエ・ボノー、ミリエム・アケディウ、ヴィクトリア・ブルック、クレール・ボドソン、オスマン・ムーメン
監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
後援:ベルギー大使館
配給:ビターズ・エンド

<WEB>
公式サイト:http://bitters.co.jp/sonoteni
公式Twitter:@dardenne_cinema

© Les Films Du Fleuve – Archipel 35 – France 2 Cinéma – Proximus – RTBF

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