吉岡里帆が、6月6日(土)放送の『テレメンタリー「僕、変な人じゃありません」』(テレビ朝日 深4・30)でナレーションを務める。
番組では、うまく言葉が出てこない“吃音症”と、突然体が勝手に動いて思ってもいないことを叫んでしまう“トゥレット症”を抱える2人の若者に密着。大学を卒業して社会へ出ようとする彼らが、自分を理解してもらうために誤解や偏見、差別と戦いながら社会の壁を乗り越えようとする姿を追う。
収録では、映像を見ながら、登場する若者に寄り添うように、時にやさしく、時に思いを込めて声を入れていった吉岡。目の前の人に訴えかけるように、強い思い入れを感じさせるナレーションとなった。
<吉岡里帆 コメント>
番組に協力してくださった本多さんが、強くひたむきに病と闘いながら就職活動をされている姿が印象的でした。
尊敬の念を抱く一方で、当人にしか分からない苦しみがあると思いますし、簡単に理解や共感という言葉は使えません。自分ではどうしようもできないジレンマを抱える彼らの「障害は“悪”ではなく“個性”」という言葉の通り、当たり前に受け入れる姿勢でい続けようとあらためて思いました。
そして同じ病を抱える方たちの力になりたいというご本人の言葉が、多くの同じ悩みを持つ方々に届いてほしいと思います。
今回ナレーションを担当させていただいて、吃音症、チック症について私含め社会全体で知ることが大事だと感じました。