デイヴィッド・リンチ監督の代表作「エレファント・マン」が《4K修復版》として7月10日(金)から全国“緊急”公開が決定した。
19世紀のロンドンで“エレファント・マン“と呼ばれた実在の青年ジョゼフ・メリックの生涯と彼を取り巻く人々の交流を描いた感動作。第53回米アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、監督賞など主要8部門にノミネートされ、同年英国アカデミー賞では作品賞と主演男優賞、製作デザイン賞を受賞した不朽の名作が、本国公開40年を迎えるにあたってデジタルリマスター化された。
このたび解禁された予告編では、修正前、修正後の映像が比較できるほか、エレファント・マンとして見世物小屋に立つ青年ジョン・メリック(ジョン・ハート)の姿を初めて見て、衝撃で涙するトリーヴズ医師(アンソニー・ホプキンス)の姿や、好奇の目にさらされ民衆に追いかけられるメリックが死に物狂いで訴える場面などが切り取られ、差別や偏見がいまだ無くならない世の中で彼の真っ直ぐなメッセージが胸を打つ予告編となっている。
<作品情報>
映画「エレファント・マン 4K修復版」
2020年7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
監督:デイヴィッド・リンチ
脚本:クリストファー・デ・ヴォア、エリック・バーグレン、デイヴィッド・リンチ
製作:ジョナサン・サンガー
撮影:フレディ・フランシス
音楽:ジョン・モリス
出演:アンソニー・ホプキンス、ジョン・ハート、アン・バンクロフト、ジョン・ギールグッド、ウェンディ・ヒラー、フレディ・ジョーンズ
配給:アンプラグド
<ストーリー>
19世紀のロンドン。優秀な外科医トリーヴズ(アンソニー・ホプキンス)は、見世物小屋でエレファント・マンと呼ばれる青年メリック(ジョン・ハート)と出会う。極端に身体が変形したメリックの姿を目にしたトリーヴズは、大きな衝撃を受け、彼を研究対象として病院で預かることに。当初は物も言えず怯え続けるメリックを誰もが知能も低いと思っていたが、ある日、知性溢れる穏やかな性格であることが発覚。その後、新聞で取り上げられたメリックの元を舞台女優のケンドール夫人(アン・バンクロフト)を始め、上層階級者が訪れるようになる。トリーヴズは自分が形を変えた見世物小屋の興行師と同じなのではないかと悩むが…。
<WEB>
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