公開を延期していたドキュメンタリー映画「誰がハマーショルドを殺したか」の新たな公開日が7月18日(土)に決定。予告編が公開された。
1961年、コンゴ動乱の停戦調停のためコンゴへ向かった国連事務総長ダグ・ハマーショルド。だが、チャーター機が墜落事故を起こし、ハマーショルドを含む全ての乗員が死亡。本作は、暗殺説もありながら詳しい調査が行われないまま終わった事故の真相に迫るドキュメンタリー。
予告編には「この事件を突き止めたい」と語るマッツ・ブリュガー監督が登場。彼は即座に真相解明へ乗り出すも、あと一歩のところで難航、調査は中止の危機に。そんな彼の元に、謎の組織“サイマー”の関与を示唆する情報が飛び込んでくる。
映像後半では“サイマー”を調査する上で出てきた「未公開情報」「極秘文書」「傭兵組織」「南アフリカ海洋研究所」「秘密結社」「ウイルス兵器」「アパルトヘイト」「白い服」といった怪しげなワードの数々が画面狭しと映し出される。“サイマー”とは何なのか、ハマーショルドの死との関係とは。ドキュメンタリーでありながら、ミステリー映画を彷彿とさせる予告編となっている。
<動画>
■映画「誰がハマーショルドを殺したか」予告編
<作品情報>
「誰がハマーショルドを殺したか」
2020年7月18日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
監督・脚本:マッツ・ブリュガー
出演:マッツ・ブリュガー、ヨーラン・ビョークダール
<ストーリー>
1961年9月、コンゴ動乱の停戦調停のため、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドはコンゴに向かった。しかし途中、ローデシア(現ザンビア)にてチャーター機は謎の墜落事故を起こし、ハマーショルドを含む乗員すべて死亡。長らく原因不明の事故とされてきたこの未解決事件にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーと調査員のヨーラン・ビョークダールは挑む。その後、これは単なる墜落事故ではなく、ハマーショルドの命を狙った暗殺事件であったことを仄めかす資料を発見。ブリュガー監督とビョークダールは謎を解明すべくアフリカ、ヨーロッパ各地を旅するが、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ追跡取材は行き詰まりを見せる。しかし彼らは調査をすすめるうちに、ハマーショルド暗殺事件の真相だけでなく、想像を絶する驚愕の秘密組織サイマーによる陰謀にぶち当たる。
<WEB>
公式サイト:http://whokilled-h.com/
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