川栄李奈が、木村拓哉主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系(木)後9・00)の第2話(6月25日放送)にメインゲストとして出演する。
木村演じる民間ボディーガードの島崎章が丸腰の状態で“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを守る姿を描く人気シリーズ第2弾。川栄は、目の不自由な天才ピアニスト・守尾恵麻役。事務所の社長である姉の売り出し方などに反発し、自らの死を招き寄せるような行動に出る役どころ。章は姉の依頼で、恵麻をほかでもない“恵麻自身”から警護する。
川栄にとっては、これまでにない難役。ピアノ経験ゼロから猛特訓し、視覚障害支援団体でも指導を受けた。木村とは初共演となり、「毎回、リハーサルの後に『こうした方がいいんじゃない?』と、目線の動かし方や振り向き方を、理由と一緒に教えてくださるんです。木村さんのアドバイスがすごくありがたく、心強いです!」と語っている。
<川栄李奈(守尾恵麻・役)コメント>
ゲスト出演が決まったときはすごくうれしいなって思う半面、役柄に関しては演じ切れるかどうか、ちょっと不安もありました。なので撮影前に、ピアノの先生や、視覚障害の方にご指導していただいたんです。でも、どちらもすごく難しいです…!ピアノに関しては音符も読めないし、どの鍵盤が『ド』かも分からないレベルなのに、先生から『鍵盤を見ずに弾いてください』って言われて…(苦笑)。本当に難しかったです。なので、とにかく練習を繰り返し、鍵盤の場所を丸暗記して、撮影に臨みました。一人でのリサイタルシーンはもう撮り終わって、あとは片手だけで弾く連弾のシーンを残すのみなので、今はホッとしちゃってます(笑)。ただ今回挑戦して感じたのは、ピアノは繊細だってこと。でも、私は力強くてガサツな性格で、それが演奏にも出ちゃう!向いてないなぁって思いました(笑)。これを機にピアノを習おう…とは、恐れ多くて考えられません!
木村拓哉さんとは初共演ですが、本当にスゴい方です! 私は目の不自由な役が初めてなので、見えていないと意識して演じていても、ついつい目が動いてしまったりして、すごく難しかったんです。でも毎回、木村さんがリハーサルの後に『こうした方がいいんじゃない?』と、目線の動かし方や振り向き方を、理由と一緒に教えてくださるんです。木村さんのアドバイスがすごくありがたく、心強いです! 撮影合間にも気さくに、他愛もない話もしながら、場の空気を和ませてくださるので、すごくうれしいです。
恵麻はハンディキャップを武器にせず勝負しようとする、自立した人。そんなこともあって、お姉ちゃんにも反発するんですよ。実を言うと、私自身にも姉がいて、今でこそ仲良しですけど、小さい頃は全然仲良くなかったんです(笑)。だから、恵麻とお姉ちゃんの温度感も理解できますし、昔の感覚を思い出しながら演じる日々です。劇中では章さんたちボディーガードのおかげで、恵麻の気持ちもスッキリとしていくんですけど、私自身も木村さんや共演経験のある斎藤工さんや菜々緒さんに優しくしていただいて、撮影を楽しんでいます。私自身も撮影が終わったら心が浄化されるんじゃないかなって思います。
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