『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲』HTBで6・19再放送

エンタメ総合
2020年06月17日
『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲』

「4K・VR徳島映画祭2019」で優秀賞を受賞した『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲』がHTBで6月19日(金)深夜に再放送される。

 新型コロナウイルスの影響で、北海道唯一のプロオーケストラ・札幌交響楽団が苦境に陥っている。今年2月から続く公演中止により減収となり、存続すら危ういという声も。公益財団法人のため、内部留保(いわゆる貯金)ができないため、2億円近い減収が経営を脅かしている。そのため札幌交響楽団では、クラウドファンディングで寄付を呼びかけ(https://find-h.jp/project/sakkyo2020/detail)、来たるべき日の、コンサートの再開に向けて準備を行っている。

 HTBでは、札幌交響楽団を応援する思いから、5月22日に札幌交響楽団の一年の活動を追ったドキュメンタリー『喝采』を特別再放送。さらに、6月19日(金)深0時50分から、札響の定期演奏会のリハーサルから本番までに密着した作品『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲』も特別に再放送する。

『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲』
札幌交響楽団 首席指揮者マティアス・バーメルト

『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲』は、2018年4月に札響の新しい首席指揮者に就任した、巨匠マティアス・バーメルト(スイス)の初めての定期演奏会のリハーサルから本番までを「高画質4Kカメラ」で撮影、併せてコンサートは「高音質のハイレゾレコーダー」で収録。緊迫のリハーサルから、コンサートホールKitaraのパイプオルガンも駆使した大編成のオーケストラの「アルプス交響曲」(リヒャルト・シュトラウス作曲)の本番に密着した番組。「4K・VR徳島映画祭2019」では、テレビ番組ながら優秀賞を受賞した。

 今回の特別再放送に際して、制作を担当した濱中貴満プロデューサーは「番組はクラシック音楽をテーマにしたものですが、札響のメンバーの素晴らしい演奏の他に、オーケストラの裏舞台もカメラは追いかけました。決して敷居の高い番組ではなく、中学生程度の音楽的知識があれば十分楽しめる内容です。また、アルプス交響曲にちなんで、本場スイスアルプスの美しい山々の映像も挿入され、視ても聴いても楽しめる内容です。今、札響が新型コロナの影響で苦境に立たされていると伺っております。この番組をご覧頂き、札響の演奏に親しんで頂き、公演が再開した暁には、ぜひコンサートホールに足を運んでいただけるきっかけになればと願っています」と話している。

 なお、特別再放送は、依田英将アナウンサーの解説を新たに加えた特別編として放送される。

『ドキュメンタリー 札幌交響楽団 アルプス交響曲(再)』
HTB(北海道ローカル)
2020年6月19日(金)深0時50分~2時20分

<出演者>
札幌交響楽団
マティアス・バーメルト(首席指揮者)
依田英樹(HTBアナウンサー)

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