清原果耶が主演を務める映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」(2020年9月公開)の特報映像が解禁された。
本作は、小説すばるで新人賞を受賞した作家・野中ともその小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」を映画化。実父と血の繋がりのない母の間に子供が産まれることで疎外感を感じていた少女・つばめ(清原)が、謎の老婆“星ばあ”(桃井かおり)との出会いを通じて成長していく姿を描く。
今回解禁されたポスターは2パターン。中学生らしい、どこか所在ない表情の主人公・つばめが印象的なポスターでは、「ねぇ星ばあ、私はどんな屋根の下で生まれたんだろう―─」のキャッチとともに、つばめの抱える悩みを表現。つばめと星ばあがバス停にいる様子からは、2人が出会うことで生まれる“何か”を期待させる。
いっぽう、クラゲ水槽の幻想的な雰囲気が特徴的なビジュアルでは、つばめと星ばあが楽しげに話している様子が切り取られている。これは、くらげ展示数世界一を誇る加茂水族館にある直径5メートルの世界最大のくらげ水槽で、藤井道人監督たっての希望で撮影されたもの。「つばめ、14歳。星ばあと出会った、一番短くて大切だった夏―─」というコピーからは、2人が織り成すひと夏の感動の物語を予感させる。
また、バンジョーを披露する亨(伊藤健太郎)や、つばめの父・敏雄(吉岡秀隆)と義母・麻子(坂井真紀)が、つばめと新たな命の誕生を心待ちにしている様子をはじめ、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗といったキャストの面々の姿も確認することができる。
<作品情報>
「宇宙でいちばんあかるい屋根」
2020年9月全国公開
出演:清原果耶、伊藤健太郎、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗、坂井真紀、吉岡秀隆、桃井かおり
脚本・監督:藤井道人
原作:野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)
配給:KADOKAWA
<あらすじ>
お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父 (吉岡秀隆)と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。もうすぐ2人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が―。空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ―」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。
<WEB>
公式サイト:https://uchu-ichi.jp/
©2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会