2020年冬に放送されるスタジオジブリの新作長編アニメ『アーヤと魔女』（NHK総合）のビジュアルが解禁された。
本作は「ハウルの動く城」の原作者であるイギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる児童向け小説を原作にした長編アニメ。原作を気に入った宮崎駿監督が企画し、息子の宮崎吾朗が監督を務める。
物語は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる。スタジオジブリ初の全編3DCG制作の長編作品となる。
6月3日には、カンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」の56作品の1作として選ばれている。
＜宮崎吾朗監督 コメント＞
今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子供の数が少ないです。その少ない数でたくさんの大人を相手にしなければいけないから、今の子供たちは大変だろうな。そんなことを考えている時に僕はアーヤに出会いました。そして、「そうか、そうすりゃ良いのか！」と思ったのでした。
アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか？それはどうか『アーヤと魔女』をご覧になってください。憎たらしいけど、かわいい僕らのアーヤが、子供たちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています。
『アーヤと魔女』
NHK総合
2020年冬放送予定
原作：ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アーヤと魔女」
企画：宮崎駿
監督：宮崎吾朗
プロデューサー：鈴木敏夫
制作・著作：NHK、NHKエンタープライズ、スタジオジブリ
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