韓国映画「はちどり」10代の美しい日々を切り取った本編特別映像が解禁

映画
2020年06月21日

 6月20日(土)公開の韓国映画「はちどり」の本編特別映像が解禁された。

 本作は2018年釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門をはじめ国内外の映画祭で50を超える賞を受賞した話題作。38歳のキム・ボラ監督による初長編作品で、昨年8月に公開された際には、単館公開規模ながら1か月で観客動員数12万人超、最終的に15万人に迫る異例の大ヒットを果たした。

 舞台は、1990年代の韓国。14歳の少女ウニ(パク・ジフ)は、何百もの世帯が暮らす無機質な姿の集合団地で両親、姉、兄と共に生活している。思春期を迎え、大人の世界への興味も持ち始めていたウニは、学校にあまりなじめず、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女の子とデートをしたりして過ごしていた。

 小さな店を営むウニの両親は子供たちの心の動きと向き合う余裕がなく、兄はそんな両親の目を盗んでウニに暴力を振るう。ウニは自分に無関心な大人たちに囲まれ、どこか孤独な思いを抱えていた。ある日、ウニが通う漢文塾に不思議な雰囲気の女性教師ヨンジ(キム・セビョク)がやって来る。自分の話に耳を傾けてくれる彼女に、ウニは心を開いていく。

 解禁された映像は、主人公ウニがヨンジと夜の公園で静かに心を通わせるカット。年齢差は関係なく、自分や人生に対して悩む同じ2人の人間として描かれている。誰しも経験したことがある思春期特有の揺れ動く思い、そして家族との関わりを繊細に描いた作品の雰囲気が感じられる。

■本編特別映像

<作品情報>
「はちどり」
2020年6月20日(土)ユーロスペースほか全国順次ロードショー
監督・脚本:キム・ボラ
出演:パク・ジフ、キム・セビョク、イ・スンヨン、チョン・インギ
提供:アニモプロデュース、朝日新聞社
配給:アニモプロデュース

公式サイト:http://animoproduce.co.jp/hachidori/

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