芦田愛菜が主演を務める映画「星の子」の公開が2020年10月に決定。髪を30センチ以上カットして臨んだという、ティザービジュアルも解禁された。
本作で芦田が演じるのは、撮影時の自身と同じ中学三年生の少女・ちひろ。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで、過酷な青春に翻弄されるちひろの複雑な表情を圧倒的な演技力で表現し、本格女優へと進化した新しい姿を魅せる。
原作は、「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子による同名小説。今村は本作が初の映像化作品となる。監督・脚本は「日日是好日」の大森立嗣。音楽の世武裕子をはじめ、「日日是好日」のスタッフが再び集結し、不遇な環境を生き抜くヒロインの健気で涙ぐましい姿を描く。
解禁されたティザービジュアルでは、赤く揺らぐ背景の前に力強く立ち、真っすぐに遠くを見つめる主人公のちひろの姿が映し出され「信じる。愛する。大人になる。」というコピーから、多難な思春期から逃げ出さず、前を向いて生きようとする彼女の決意が感じられる。
本作のため、トレードマークであった長い髪を30センチ以上カットして臨んだという芦田は、そんなちひろについて「少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っすぐに生きている女の子だと思います」と語っている。
「星の子」
2020年10月全国公開
主演:芦田愛菜
監督・脚本:大森立嗣
原作:今村夏子『星の子』
配給:東京テアトル、ヨアケ
<STORY>
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、ひと目ぼれしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きる―。
<WEB>
公式サイト:http://hoshi-no-ko.jp/
©2020「星の子」製作委員会