アッパークラスの主婦たちの戦いを描いた映画「グッド・ワイフ」が、7月10日(金)より公開する。それに先立ち、IVAN、シシド・カフカら各界著名人から届いたコメントを解禁。また、監督と主演女優から日本の観客へ向けたビデオメッセージが到着した。
最悪の経済危機に見舞われた1982年のメキシコを舞台とした本作。夫のステイタスによってお互いを格付けし合うメキシコのセレブ妻たちのコミュニティの中で、激しくぶつかり合う“マウンティング”バトルを描いた物語だ。
今回公開されたコメントでは、IVAN、シシド・カフカ、辛酸なめ子、山崎まどかをはじめとした各界の著名人から絶賛の声が寄せられている。自身のメキシコ人の母親も原案となった小説の愛読者だったというエピソードを語ったIVANは、「初めから最後まで休むことなく心が動いた作品でした。勿論、80年代の派手さのなかに上品で高貴なファッション、美しい映像にも目が奪われた作品です」と絶賛。
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は、「グループの女王様はもしかしたら本当は弱くて幼い存在なのかも…と気付かせてくれた重要な作品。インナーチャイルドの萎縮のエネルギーが浄化されました」とコメントしている。
そのほか、映画ライターのSYO、映画ジャーナリストの立田敦子、東京大学名誉教授/ラテンアメリカ文学の野谷文昭、ファッションジャーナリストの藤岡篤子、コラムニストの山崎まどか、映画ライターのよしひろまさみちら各界の著名人からもコメントが届いている。コメント全文は、次ページを参照。
また、本作の監督であるアレハンドラ・マルケス・アベヤと主演のイルセ・サラスから、メキシコより日本の観客へ向けたビデオメッセージが到着した。本来であれば2人は公開に合わせて来日を予定していたが、今回のコロナ禍により来日も中止となった。
解禁されたビデオメッセージでマルケス・アベヤ監督は「日本で公開されることに興奮しています。同時に日本に行けなくてとても残念です。ご覧になった皆さんの感想を知りたいです。メキシコから愛をこめてありがとう!」と日本での公開に期待を寄せている。
主演女優のイルセ・サラスは、「日本に行けなくて本当に残念です。『グッド・ワイフ』を楽しんでいただけますように。そして、どうぞ安全でいてね!」とメッセージを送った。
<動画>
マルケス・アベヤ監督&イルセ・サラス ビデオメッセージ