映画「弱虫ペダル」のキックオフイベントが行われ、主演を務める永瀬廉のほか、伊藤健太郎、橋本環奈ら豪華出演者と三木康一郎監督が登壇した。
永瀬演じる坂道が地元・千葉から秋葉原までママチャリで通っていることにちなんで、劇中でも使用していたママチャリに乗って登場した永瀬。「すごいシュールじゃなかったですか? でも撮影を一気に思い出しましたね。またがった瞬間に坂道に戻るような感覚になりました」と語った。
撮影のエピソードを聞かれ、永瀬が「暑かったり、寒かったり、そういう状況も相まって、限界のその先に行っていた」と話すと、同じ自転車競技部の仲間で新人エースを演じた伊藤も「体力がどうのこうの言ってる場合ではなかったんですよ。苦しい顔だったり、渋い顔みたいなものがお芝居を超えた」と過酷な撮影を振り返った。
いっぽう、マネージャーを演じた橋本は「すごい大変だったという話を聞いていると胸が痛いです」と苦笑い。すると、永瀬が「男性が多い現場だったので、その中に環奈ちゃんがおることによって和んだりとかテンションが上がったりっていうのはありました」と劇中同様、現場でもマネージャー的存在だったことを明かした。
映画にちなんで青春エピソードを聞くと、撮影の合間に永瀬、伊藤、坂東龍汰の3人で猿田彦神社に行って、そこで恋みくじを引いたという話に。伊藤が中吉、坂東が小吉という結果の中、永瀬は「俺、大吉でした」とにっこり。「コンビニで傘買ったりしたよね」と過酷な撮影の合間に感じた“青春”を思い出し、盛り上がっていた。
映画「弱虫ペダル」は2020年8月14日(金)より全国公開
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/
©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008