戦国時代の技を継ぐ石工・粟田純德の“石と向き合う日々”を追う『情熱大陸』9・6放送

エンタメ総合
2020年09月05日

『情熱大陸』

9月6日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、 石工の粟田純德に迫る。

日本あるいくつもの美しい城。その「石垣づくり」を今に伝える「穴太(あのう)衆」石工の粟田。穴太衆とは、戦国時代に活躍し、織田信長の「安土城」の石垣を造りその名を高めたという石工集団だ。加工しない自然石を使った強固な積み方が特徴で、全国の城造りに大きな影響を与えたとも言われる。

粟田は、穴太衆400年の系譜を受け継ぐ家の第15代当主。かつて穴太衆が積んだ美しい石垣が残る滋賀県坂本に居を構え、全国でその腕を振るっている。時には海外でも技を披露。建築家・隈研吾に請われ、アメリカで石垣を作ったこともある。

新しい城が造られなくなった現代では、傷んだ石垣の修復が主な仕事のひとつ。文化財としても貴重な古い石垣の再建には、当時の技を熟知した粟田の技が欠かせない。

番組では、奈良県の郡山城や、地震の被害にあった熊本城の修復現場、さらに、岡山県浅口市にある寺院から受注した、新規の石垣造りに挑む粟田を取材する。

穴太衆に伝わる「石の声を聴け。石の行きたいところで持っていけ」という教えと歴史を背負った粟田の“石と向き合う日々”を追う。

<石工/粟田純德 プロフィール>
1968年、滋賀県生まれ。地元の中学校を卒業後すぐに、祖父・粟田万喜三氏に師事。2005年に父で14代目の粟田純司より会社を受け継ぎ15代目を継承。現在、株式会社粟田建設代表取締役。趣味は、サッカー教室に通う息子の試合観戦。仕事終わりの一杯が至福のひととき。

©MBS

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