齊藤工が企画・脚本・監督を務めた最新短編映画「ATEOTD」が、9月25日(金)に全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
本作は、8月に齊藤が監督して話題となった安藤裕子のニューアルバム『Barometz』収録曲の最新ミュージックビデオ「一日の終わりに」を、ショートフィルム作品として制作したもの。タイトルの「ATEOTD」は、「一日の終わりに」の英訳“At the end of the day”の頭文字を繋げた略語だ。劇中の絵は、全て安藤が手掛けた。
安藤の楽曲とイラストがもつ唯一無二の世界観と、齊藤のイマジネーションが交点をもった物語を支えるのは、実力派俳優・門脇麦と宮沢氷魚。100年に1度の疫病が蔓延する終末世界を舞台に、家族も失い、自身もまたその病に蝕まれる運命を背負いながら、天涯孤独にただ日々その1日を生きぬく男女の儚い夢と希望を繊細に描きだす。
緊急事態宣言下にも「今だからできること」を模索し、積極的に映画人として活動してきた齊藤が本作でもコロナ禍の現在と真摯に向き合うテーマを内包しながら、今この世界を生きる全てのひとに希望の光が差し込むような救いの力を提示する。
孤立無援の世界のなかで、きっとどこかにいる“あの人”に会いたい、触れたいという願いを糧に1日をひたむきに生きることで起こる、色彩豊かな奇跡の物語だ。
そしてこの度、モノクロームのビジュアルが印象的なポスターと場面写真も解禁。さらに劇場上映時には、清水康彦(MANRIKI) 監督によるリモート作品・TTF#6「でぃすたんす」および本作のメイキング映像が併映されることも発表されている。
<動画>
安藤裕子「一日の終わりに」MV
<作品情報>
「ATEOTD」
2020年9月25日(金)より、イオンシネマほか全国公開
原案・脚本・監督:齊藤工
出演:門脇 麦 宮沢氷魚
音楽・絵:安藤裕子
配給:イオンエンターテイメント
<WEB>
公式サイト:https://ateotd.tokyo/
©『ATEOTD』製作委員会