2021年初春に全国公開の映画「ライアー×ライアー」より、松村北斗(SixTONES)、森七菜、小関裕太、堀田真由の劇中の姿を捉えたメイキング写真と現場レポートが到着した。
原作は、累計発行部数170万部を突破し、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にランクイン。2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた、金田一蓮十郎の人気コミック「ライアー×ライアー」。
「私×義理の弟×JK姿の私」という不思議な三角関係にヒヤヒヤしながらも、爆笑&胸キュンしてしまう新感覚のラブストーリーとして、多くの女性読者の心を鷲掴みにした本作が待望の映画化となった。
約3週間に及ぶ撮影が行われ、8月にクランクアップを迎えた本作。今回到着したメイキング写真では、猛暑のロケ撮影でも真剣な眼差しで森七菜と耶雲哉治監督が話す様子や、リラックスした笑顔をみせる松村北斗と森、先日第2弾キャストとして発表された小関裕太と堀田真由の劇中の姿を捉えている。
ほかにも、指をクロスさせる「嘘(ヒミツがあること)」を表現した“ライアーポーズ”の写真など、笑顔の絶えない明るい現場の雰囲気が伝わってくるカットだ。
松村演じるクール系なモテ男・透は、義理の姉の変装した姿と気づかずベタ惚れしてしまったJKのみなに対しては一途な激甘男子に激変。耶雲監督からは「冷たいのではなくぶっきらぼう」というアドバイスが伝えられたといい、「ツンの時は湊が相手で、デレの時はみなが相手。2人は同じ人物だけど、透にとっては違う対象として捉えて演じました」と似て非なる違いを見事に表現している。
また、松村は「透のめちゃくちゃピュアで、バカみたいに真っ直ぐなところが好き。愛すべきキャラクターです」と、そのぶっきらぼうさの裏側を明かす。とあるシーンでは、湊に「大学では半径10m以内に近づくな」と言われたことから、大学で湊を見かけるとロボットのようにくるっと向きを変えて避けるなど、言われたことを律儀に守る真面目な可愛らしさを垣間見ることができる。
そして、これまでの清純派なイメージを覆す、金髪のウイッグにギャルメイクというJK姿に多くの驚きの声が上がった森。地味系女子大生の湊がJKのみなに変身するシーンは、原作ではメイクをして髪をおろすのみの設定だったが、映画では大胆に見た目を変えることに。
以前から原作のファンだったという森は「湊の表情の豊かさ、愛らしさ、嘘をついているけど応援したくなるキャラクター」をしっかりと表現したいと、原作の該当シーンをコピーして台本の各ページに貼り付け、漫画チックでややオーバーリアクションな表情を研究して演技に取り入れたという。
さらに「湊目線で物語が動いていくので、観客の皆さんもきっと彼女と一緒に心が動いて感情を共有していくんだなと思うと、その責任感のようなものもありました」と真摯に役柄と向き合い、ストイックに役作りに挑み、大学生の湊とJKのみなの2役を演じ分けている。
撮影を振り返り、松村は「どんな役であっても“演じてよかった”と思いますが、今回は透と出会って、透を演じたことで、俳優・松村北斗と芝居の関係性が変わった、そういう運命的な役でした」とコメント。森も「ラブコメは初めてだったので葛藤もありましたが、とても面白かったし、楽しかったです」と新境地への手応えを明かした。
<作品情報>
「ライアー×ライアー」
2021年初春全国ロードショー
出演:松村北斗(SixTONES) 森七菜 / 小関裕太 堀田真由
原作:金田一蓮十郎『ライアー×ライアー』(講談社「KCデザート」刊)
監督:耶雲哉治
配給:アスミック・エース
<WEB>
公式サイト:https://liarliar-movie.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter:@liarliar_movie
公式Instagram:@liarliar_movie
©2021『ライアー×ライアー』製作委員会 ©金田一蓮十郎/講談社